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私がフットセラピストになるまで②

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

2010年にセラピスト1本に仕事を絞り3年半になります。
それ以前は会社員として経理を担当していました。

私がフットセラピストになるまで①

モヤモヤして日々の中で心配なのはせっかく習得した技術を忘れてしまうことでした。
技術は持っているだけでは使えません。
習ったばかりで自分のものになっていない頃は特に、すぐに忘れてしまいます。

そこで社会福祉協議会に登録をして、フットケアボランティアを始めることにしました。
すぐに連絡が入り、近所の老健でのボランティアが決まり月に1~2回週末にフットケアで訪問を始めることにしました。
実は高齢者の足を見るのはこの時が初めてでした。

何も考えずに靴下を脱いで頂くと、そこにあった爪は・・・
凄まじい変形爪。
腰抜かすかと思いました。

こんな爪は授業でも聞いてない・・・と焦りまくり。
それでも習った基本に忠実に、爪切りをさせて頂きました。
今、考えると不慣れでかなりの時間も掛かってしまっていました。
それでもモデルさんは、ケアが終わると

「ありがとう。」
「今まで誰も足の爪は切ってくれなかったの」
「長い間、ずーっと悩んでいた爪がキレイになって嬉しい」

と、嬉しいお言葉もいただけました。
約1年続けましたが、この経験があり高齢者フットケアで仕事をしていこうと決めたのでした。

2009年に介護施設での研修の仕事が入るようになり、会社員と二足の草鞋でフットケアの仕事も始めていました。
2009年10月には友人ナースの紹介で、地元の整形外科でフットケア外来をスタートすることが決まりました。
これが私のプロとしてのセラピストデビューです。
それもクリニックという医療機関の場で施術をすることは私の夢でもありました。
白衣を着て施術をするのが、何だか照れくさかったな~
湘南あしケア訪問サービス 私の考える介護予防
少しづつ自信もついてきましたが、会社を辞めることにはとても悩みました。ですが悩んでいても仕方ない。
2010年春に退職することを決めました。

つまらないと思いながら仕事をして、お給料をもらっているのも会社に対して申し訳ないことです。
どうしてもセラピストだけで食べて行かれなければ、介護職をしながらでもセラピストをしようと思いヘルパー2級を取得しました。

2010年の春に晴れてセラピスト1本になりましたが、初めから仕事が今の様にあった訳ではありません。
収入は会社員の時の4分の1程度。
それでも「仕事は何?」と聞かれて、「セラピストです。」と答える喜びを噛み締めてました。

そして、どんな仕事でも大切なのはホスピタリティ。
そう思い勉強も兼ね、ご縁があったフットケアサロン Heart Fullさんに週1回、お世話になることにしました。

榎本店長の側で、サロン経営を覗かせて頂いた経験は今の仕事にもしっかりと役に立っています。
Heart Fullさんでは女性が健康できれいになるために、足元からお手伝いをされています。
お客様の対象は違えど、お客様の立場になり考えることは同じです。
しっかりとお客様について考える姿勢を学ばせて頂きました。

そしてサロンワークしながらも、やっぱり高齢者フットケアがやりたい!と心が決まったのでした。
その後、腹が決まったせいもあるのでしょうか。
ご縁が続き今では毎日、仕事で埋まるようになりました。
最初の1年は、貯金を崩す毎月でした。
それでも不安が無かったのは楽観的過ぎる性格なのでしょうか・・・

私の高齢者フットケアを行う夢は、医療と施設とセラピストの連携です。
この夢も気がつけば形になっていました。
現在、往診医からの指示書に基づきケアに入っている施設も増えています。

医療機関にセラピストとして信頼してもらい、仕事を任せてもらえることは嬉しいことでもあり、安心して施術ができることでもあります。
今後も試行錯誤ではありますが、安全でより良いケアを提供できるようにするために、技術以外の面での努力が必要だと感じることが多くあります。

今でも悩み迷うことはたくさんあります。
それでも毎日が充実しているのは、これが私の仕事!と思えるものに出会ったからだと思います。
仕事のやりがい、充実感、満足感、喜び、幸せ・・・
これは今までの会社員生活ではありませんでした。

ですが会社員の経験がなければきっと、私の仕事の広がりは無かったとも思います。
もう少し続けますね。

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