「高齢者フットケア実践実務セミナー」 施設実習

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

9月に実施した「高齢者フットケア実践実務セミナー第1回目」の2回目。
グループホームでの現場実習を行いました。
今回の実習の目的を下記に設定。

目的

  1. 実際に高齢者の足・身体・心に触れることで、高齢者ケアの理解を深める。
  2. 高齢者と健常者の足のトラブルの違いを確認する。
  3. 高齢者施設の一日の流れを見ることで、今後の活動スタイルの参考にする。
  4. 高齢者に実際に施術をすることによって現在の、自分の技術の位置を確認する。
  5. 時間配分を考え、できるだけ予定時間内に終わらせるよう施術の着地点を考える。

今回の施設は私の訪問先のグループホームにご協力を頂きました。

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高齢者フットケアはキレイに仕上げることばかりが目的ではありません。
足の状態や変化などの観察から始まり、安全に行うことが大切です。
安全と言うのはフットケアの確かな技術もありますが、お客様の全体を把握することです。
施術時の姿勢や、精神面も確認しながら行います。

高齢者では長時間の施術は難しいこともあり、時間配分しながらお疲れの様子を認められたら施術を切り上げることも必要です。
そんな流れや様子を受講生に理解して頂くのも、施設実習は大切だと私自身も感じました。

今後もできるだけ多くのセラピストに、現場実習を経験して頂きたいと考えています。
そしてこれから高齢者フットケアを始めたい!と思っている方のお力になれたらと思います。

今回、初のコラボセミナーとしてご一緒させて頂きましたメディカルフットケアサロン足球 足立先生。
快く実習の場を提供して下さった施設の方に心からお礼を申し上げます。

受講生の皆様お疲れ様でした。
一日実習ではありましたが、この経験を自信につなげてもらいたいと思います。

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