足爪切りをしてもらう経験〜相モデルの意味

介護予防セラピスト
訪問フットケア 中西です。

先日の1day講座は、介護職3名・看護師1名での開講となりました。
皆様、ご利用者様・患者様の足を何とかしたい!とのお気持ちで受講されました。

前半は座学です。
足について。
フットケアについて。
などを頭に入れてもらいます。

後半は実技。
相モデルになり、お互いに足の爪切りをしてもらいました。

看護師さん以外は、ニッパーを持つのも初めてと言う介護職の方でした。
恐る恐るの手つきも、片足が終わり、もう片足に移ると手の運びが少しスムーズになり安定感も出てきます。

2014-08-30 16.18.44

皆さん、汗をかきながら奮闘していらっしゃいました。
そんな時の足を提供しているモデルの方は・・・と言いますと。

「気持ちよいー」
「眠くなる・・・」

私も養成講座の受講生さんの足モデルになると同じ気持ちです。
マッサージをしているのでも、リフレをしているわけでもないのですがウトウトしたくなってきます。
何とも気持ちが良いのです。

ニッパーを持って、モデルの足爪も切るのも経験ですが、切ってもらうのも経験です。
足の爪を切ってもらう経験って中々、ないと思いませんか?
ですが気持ちよさを経験すると、誰かにしたくなるのが人の気持ちです。

以前、訪問介護事業所でフットケアの研修を担当したことがありました。
足浴実習では、相モデルになり足浴体験をしてもらいました。
その時に初めて足浴をしたと言う方が多かったのです。
そして受講生の皆さんは、「こんなに気持ちが良いなら是非、やってあげあたい。」と足浴をしたいご利用者様のお顔が見えたようでした。

足浴

私の施術では、手の爪を切り始めると寝てしまう方もいらっしゃいます。
きっと、目の前にいる方に触れて、その方の為だけに時間を使うと言う事が心地よく眠気を誘うのかもしれません。

ですからフットケアに興味がある方は、フットケアの施術を受ける事も勉強になります。
どうぞ受講された時には、足爪を切ってもらうことって??と興味を持って受けてみて下さい。

◆1Day講座 「足爪ニッパーの基本的な使い方」

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