養成講座第3回目~足爪の切り残しに注意!
介護予防セラピスト中西です。
今日は「介護予防セラピスト養成講座」第3回目でした。
2人ともニッパーを持つ手が様になってきました。
爪溝の処理も慣れてきた様子。
爪切りで難しいのが角の処理。
ニッパーを入れる角度が重要です。
失敗すると下の写真のように、段違いになり伸びてくる段階で痛みに繋がることもあるのです。
上の写真の切り残しのように、ガタガタの所は実は切り残しではなく爪が割れてしまいご自分で処理をした跡です。
決して失敗ではありません。
少しずつニッパーを入れて、丁寧にヤスリもかけてこの段違いもきれいに処理しました。
巻き爪の場合、サイドが皮膚に食い込んでしまっているので特に難しい角の処理です。
上手に切ることができると、軽い巻き爪でしたら痛みが軽減してしまいます。
巻き爪の方の角の処理は、何度やっても難しく緊張します。
これも数をこなして経験を積むしかありません。
高齢者の爪はトラブルのオンパレードです。
私もケアに入った当初は、驚きの連続でした。
「どやって仕事を始めたのですか?」とよく聞かれます。
実は高齢者の爪がトラブルだらけだとは思ってもみなかったのです。
何気なく始めた高齢者ケア。
始めて見た現状に愕然。
そして高齢者に特化した、フットケアセラピストになろう!
そう決心したのでした。
ですが基本なくして応用はありません。
基本がきちんとあったから、高齢者ケアも始められたのです。
周りにトラブルある爪モデルがいないのです・・・
最初からトラブルの爪をケアする必要はありません。
まずは足・爪に触れることに慣れてください。
何ともないと思える爪でも、人によって十人十色。
それぞれ爪の形は違います。
まずは基本をしっかり覚えてください。
1月31日(木)セラピスト対象
1Day講座 「足首・足関節ストレッチ②」 満員になりましたので募集を締め切りました。