ウオノメとタコのちがい
どちらも角質が硬くなり、もりあがったものです。
タコは広範囲に角質ができ芯がありません。ウオノメは局所的に角質が硬くなり芯があります。
ウオノメは痛みが強く、歩くことが困難なこともありますが、タコでも痛みがある場合もあります。
原因はなに?
摩擦や圧迫が継続してかかると、皮膚の表面の角質が硬くなります。
これがタコやウオノメです。靴の影響は大きく、足に合わない靴を履いているとできやすいです。
ハイヒールを履く方は、足の前部分にタコやウオノメができやすいです。
実は悪者じゃなかった!?
原因でも説明をしましたが、 タコやウオノメは、圧迫・摩擦などの刺激によって 発生します。では、なぜでしょうか?
定期的に圧迫・摩擦などの刺激があると足は傷になりやすいです。
実は、刺激から皮膚を守るために、角質が硬くなっているのです。 皮膚に傷をつくらないための「体の防衛反応」なのです。
予防するには?
摩擦や圧迫から体を守るためにできるとはいえ、歩くのが苦痛は困ります。どのように予防すれば良いでしょうか?
それは・・・原因である「摩擦」「圧迫」などの刺激がない環境を足につくってあげれば良いのです。原因がなくなれば、「タコ」「ウオノメ」は予防できます。
具体的な対策
1.靴の見直し
痛くて歩くのも辛くなってしまう「タコ」「ウオノメ」ですが、からだを守るために発生していたのです。
足のトラブルと靴は、いつでも密接な関係です。靴の見直しは足のトラブルには欠かせません。 足にあった靴を履いているか、確認をしましょう。
痛みがあるので・・・と、大きめの靴を履いている方、とても多いですが逆効果です。靴の中で足が動くことで 摩擦が起こります。
2.インソールを使ってみる
外反母趾など、足に変形があると足に合った靴を探すのは大変です。
インソール(中敷き)を使用して、靴と足を合わせる方法があります。市販のものもありますが、専門家に作成してもらうことをおすすめします。
3 .5本指靴下の着用
指と指の間にできるウオノメはとても痛いです。指が丸まっていると、関節にもできやすいです。
5本指靴下を着用することで、クッションの役割が期待できます。
5本指の靴下は、歩く時に指もしっかりと踏ん張れるので、足裏も安定します。
4 .痛みは我慢しないで、ケアをする
痛みを我慢していると、姿勢が崩れて他の部位にまで痛みが広がることがあります。
先ずは、タコ・ウオノメのケアをして痛みを軽減させましょう。
受診をするなら「皮膚科」になります。その他、フットケアの専門家でも対応できますので、痛みを放置しないでケアをしましょう。
湘南あしケア訪問サービスでは、専用の機械でウオノメの芯を除去します。 ケア時に痛みがないように細心の注意をしていますので、ご安心ください。
フットケアだよりダウンロード
上記内容の「フットケアだより」をnoteから100円でダウンロードできます。
リンクのnote記事をご確認ください。
ご意見・ご感想・激励など、コメント頂けると幸いです。