介護予防セラピストです。
高齢者ケアをしていると80代以上の女性に多いトラブルに外反母趾があります。
戦後、外国の靴文化が日本に入ってきてハイヒールで走り回っていた結果だと推測できます。
それまでは草履などの履物がほとんどの日本では、靴の文化に身体がついていかなかったのかもしれません。
欧米と違い、足に対するケアの意識もほとんど無かった日本。
そんな所も外反母趾が高齢者に多い理由ではないかと思います。
現在は中学生や小学生の低い年代や、男性にまで広がっているのが心配です。
見た目の問題だけではなく、様々なトラブルに発展する恐れがあります。
関節の変形など先天的な原因もありますが、今回は後天的要素の外的要因にしぼって説明し
外反母趾の予防やケアに役立てて欲しいと思います。
外反母趾(がいはんぼし)とは?
上の写真のように親指が、小指側に曲がってしまう足の形をいいます。 親指の曲がる角度が
強くなると痛みが出て歩くのがつらくなります。 中々、足に合う靴を見つけるのも難しくなります。
痛みをかばう歩行を続けると、膝痛・腰痛などの原因にもなりかねません。
では、原因はどんなことがあるのでしょう?
(靴)
外反母趾の約7割は、足に合わない靴を履き続けた結果のトラブルだと言われています。
上の図のように大きく3つのタイプに分かれます。
左から「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」です。
日本人はスクエア型が多いので、先の細いハイヒールがは合う人が少ないのです。
ご自分の足の形を観察してタイプが頭に入っていると、靴を購入する時の目安になりますね。
外反母趾だけでなく、タコ・ウオノメの原因にもなります。
無理して気に入いったデザインを購入する前に、足の形と靴の形を見比べてみて下さい。
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