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幅広の靴は履きやすい?日本人の思い込み。

介護予防セラピスト中西です。

先日、何気なく平日の午前中にテレビをつけていました。
平日の昼間のテレビって、間に通信販売のCMが長々と入るのですね。
ちょうどウォーキングシューズの宣伝でした。

どんなに魅力的な品物かをいろんな角度から説明していました。

イタリアのデザイナーによる洗練されたデザインであること。
素敵なデザインではあるけれど、服装を選ばない。
軽量で歩きやすいこと。

そして、極めつけが幅が広くて、履きやすく歩きやすい。
何と!幅サイズが1サイズのみ。 「4E」だと言うのです!!!
しかも女性用の靴です。

モデルの女性が履いて見せましたが、明らかにブカブカ・・・
それでも2時間歩いても、足が疲れないと言い切るんですからある意味スゴイです。

私月間150名近くの足を見させて頂いていますが、「4E」の方はいらっしゃいません。
もちろんきちんと測った訳ではないので、だいたいではありますが。
むしろ「3E」ですら、そう多くはないと思います。

では・・・なぜCMでしきりに幅広を強調するのでしょうか?
ここに、日本人の靴知識の誤りがあります。

幅広の靴=履きやすい

確かに幅広の靴の方が、スルッと脱げて着脱はラクでしょう。
ですが、歩きやすいか?と聞かれたらどうでしょうか?

タコ・ウオノメを靴の履き方から見直そう!

DSC_0968

で記事にしましたが、脱ぎ履きしやすい靴は、歩きやすい靴とは言えません。
歩きやすい靴のポイントは、足と靴が一体化したものです。
ブカブカと靴の中で足が動く靴は、足に合った靴ではありません。

靴を選ぶときは、履いてみてつま先の当たり具合など長さは確認するかと思います。
ですが長さと同じくらい重要なのが、幅のサイズです。
足の幅はピッタリと動かない方が、歩きやすいです。

ですので「4E」の靴はほとんどの方が、歩きにくいと感じるのではないかと思いました。
そして最後に、長さも幅のサイズもメーカーによって違います。
同じメーカーでもデザインによって、違うものもあります。
あくまでも目安だとお考え下さい。

購入時は実際に両足で試着して、できる限り店内を歩き回ってください。
ご自分のサイズだと思っていても若干、サイズが違う時があります。
ですが試着できない通販では、この若干の違いが分かりません。

できれば靴は店頭で、実際に試着をしてご購入ください。
通販は便利ですがサイズには十分にお気を付けください。

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