神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

爪の観察~長く伸びて指に当たっていませんか?

介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。

暑い毎日が続いています。
暑くて体はしんどいですが、この夏休みに子供はグングン背が伸び学校が始まるとビックリすることがあります。
春から夏にかけては、成長の時季なのですね。
0-10
身体の成長が終わってしまった高齢者でも、爪が伸びるのは夏の時季とても早くなります。
通常は1カ月に1度のケアに入らせてもらっている頻度なのですが、次回のケアまでに驚くほど長く伸びてしまう方が多くいらっしゃいます。
春から夏にかけては、深爪にならない程度に冬場よりも短めに整えさせてもらっています。

先日のお客様。
1カ月と少し間が空いてしまったのですが、グングン伸びていらっしゃいました。

爪・伸びすぎ

以前は長くなると親指の巻き爪に痛みが出ていましたが、今では長くなっても食い込みによる痛みは出なくなりました。
それでも靴下に引っかかりが出るので危ないです。

それから、見落としてはいけない所があります。
それは長く伸びた爪が、お隣の指に当たっている箇所です。

爪が当たっている場所

皮膚に傷を作ってしまい、そこから菌が感染し蜂窩織炎(ほうかしきえん)などになると危険です。
また寝たきりの方では褥瘡(じょくそう)になりかねません。
浮腫みの強い方ですと傷の治りにも時間が掛かります。

小さなことではありますが、介護者は足の皮膚に爪が当たっていたり、食い込んでいないかを観察してください。
もし傷ができていた場合は、早急に処置をして下さい。
必要であれば皮膚科の受診をしましょう。

認知症がある場合は、痛みの感覚が鈍くなっている場合もあります。
また痛みの部位を正確に訴えられないこともあるので、小さな所まで注意が必要です。
糖尿病などがある場合は、小さな傷でも侮らずに医療機関を受診した方が安心です。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

外反母趾とハイヒール

介護予防セラピスト中西です。 昨日の記事にて、ハイヒールと足の形の関係を説明しました。 外反母趾と足のカタチ それでは足の形以外に、ハイヒールが外反母趾になりうる原因はあるのでしょうか?       こんな高いかかとの靴

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 巻き爪の痛み

巻き爪になったらどうする?

介護予防セラピスト中西です。 巻き爪の原因①-⑤ にて巻き爪の原因を説明しました。 では、巻き爪になって痛い場合はどうしたら良いのでしょうか? 巻き爪になってしまったら・・・  まずは、原因の中に思い当たるものがあれば直

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

外反母趾と靴と足のカタチ

介護予防セラピストです。 高齢者ケアをしていると80代以上の女性に多いトラブルに外反母趾があります。 戦後、外国の靴文化が日本に入ってきてハイヒールで走り回っていた結果だと推測できます。 それまでは草履などの履物がほとん

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール