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「身体に触れるということは、心にも触れている」

高齢者訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

先日、臨床心理士の方の講義を受ける機会がありました。
主催はJTFA
日本トータルフットマネジメント協会
私のフットケアの恩師の桜井祐子先生が理事長をされています。

臨床心理士である、久持先生のお話は大変、興味深く拝聴させて頂きました。
お題は・・・

フットケアにおける「こころの手当て」
~フットケアを行うことで足も心もケアできる!~

施設ご入居の高齢者フットケアに携わっている私としては、常日頃から感じていることを分かりやすく理論に基づき説明をして下さったことによって、自分の仕事に自信をもつことができたこと。
きっとこれから、高齢者フットケアに携わっていきたい!と思っている方に分かりやすく説明をするための根拠を頂けました。

久持先生はおっしゃいます。
「身体に触れるということは、心に触れていることだ!」
例え援助者がクライアントの心に触れようと思うことなく施術をしていたとしても、クライアントにとっては身体に触れた瞬間に心に感じるものがあり、それは心に触れたことになるのだと。
その通りだと感じる場面が多々、頭の中に浮かびました。
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通常のケアでは、足の爪切りから始めます。
その後に保湿を兼ねた、フットトリートメントに移るのですが、爪切りの段階ですでに「気持ちが良い」とのお言葉を頂くこともあります。
また爪切りが始まるとすぐく、気持ちよさそうにお休みになる方も多いです。

一見、爪のケアとリラクゼーションは別物だと考えがちですが、目の前のクライアントに集中して爪のケアを行っていることによって心に触れ、心地よさを感じて頂けるのではないでしょうか?
また手から伝わる温もりを感じて下さり、言葉数が増える方もいらっしゃいます。
気持ちが落ち着いて空気が変わることを、私自身が感じることもあります。
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特に「足」と言う身体の部位にも特徴があるそうです。
上半身は意識が及びやすく、コントロールしやすいのだそうです。
逆に身体の先端にある、足には意識は及びにくいための「足」に心が現れやすいのだそうです。

「足が重い」
「二の足を踏む」
「地に足が着かない」

などの「足」が「心」を表した慣用句が多いのも、その為かもしれないですね。

それなら、クライアントの「足」に触れさせて頂くお仕事にある私たちは「心」にもアプローチしやすいことになります。
そして、そのことを肝に銘じて施術をすることで、より良い関係を築きやすくもなるのです。
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私たちエスクリエーションの、高齢者フットケアに対する目標は
「いつまでも自分らしくいるためのお手伝い」です。

その為にフットケアというツールを使い、足と心に触れることによってアプローチしています。
エスクリエーションの高齢者フットケアは「足」だけのケアに留まりません。
「心」も同時にケアしているのです。
今日もたくさんの心に触れ、たくさんの笑顔に出会うことができました。

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