湘南あしケア訪問サービス
介護予防セラピスト 中西です。
足の状態と靴選び
先日、訪問した施設のスタッフより「靴の選び方」について、ご相談がありました。
ご入居者様が、骨折のため入院していました。
退院すると、かかとの褥瘡(じょくそう)にできていてやっと最近、治ってきたところ。
そろそろ介助で歩くようにしたいと思い、靴を選び直したのですが、どんな靴を選べば良いのでしょうか。
かかとの褥瘡(じょくそう)、治りかけの時の靴
足の状態を確認すると、治ってきたとは言ってもまだガーゼ保護が必要。
普通の靴では、当たりが固く痛みに繋がる可能性もありそうです。
今の状態では、柔らかい素材のかかとに芯のない靴をお勧めしました。
室内履きです。
まだ、しっかりと歩くのには少し時間が掛かりそうではありますが、移乗時などで立位を取る事はあります。
またガーゼも小さくなったので、サンダルよりもかかとを保護する意味で靴が良いかと思いました。
靴選びの注意事項
スタッフに注意をさせて頂いたのは、その時の足の状態・歩行の状態によって「靴」を見直して欲しいという事です。
この先、かかとの状態が良くなり歩行が増えた場合は、お勧めした靴では用が足りなくなります。
その場合が、かかとがしっかりと芯のある固い靴を選ぶ方が良いです。
「靴」は足を保護する目的の他、姿勢の安定にも関係をします。
現在の状態で履ける、室内履きタイプの靴は姿勢の保持は全く期待できません。
靴の裏にも滑り止めがなく危険です。
定期的な靴の見直し
子供が成長とともに靴を見直すのと同様、高齢者でも足元の環境や体調によって靴も見直していく必要があります。
例え歩く事の無い車いすの方でも、浮腫みのの状態・足の変形の進行で靴のサイズは変わってきます。
合わない靴は傷をつくることになりかねません。
小さな傷が、褥瘡(じょくそう)に発展する可能性もあります。
大切なのは介護をする側の都合で選ばない事が大切です。
2015年4月10日 投稿
2016年9月14日 修正・再投稿