神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

足の小指の爪、無くてもいいの?

介護予防セラピスト中西です。

今日の午後は整形外科でのフットケア外来でした。
巻き爪ですが痛みはないので、定期的に爪切りでご予約されるKさん。

少しづつですが毎回、巻きの具合も改善してきています。
もう伸びても痛みが出ることはないそうです。

長いこと掌蹠膿疱症で皮膚の痛みもあるので、B/Sスパンゲも回数を少なく装着して巻き爪の改善を試みていました。
幸い皮膚の状態も落ち着き、巻き爪の具合も良く春に向けて身も心も軽やかになりました。

以前は固まっていた足首も、今日はずいぶん動くようになっていました。
お風呂で爪を見る時、爪が伸びてきて気になってきた時、私の顔が思い浮かびストレッチをするそうです(笑)

そんなKさんの他の足爪は、第2.3趾が若干、湾曲していますが小指の爪もしっかりと存在感があります。
ペディキュアを塗っても映えそうです。

そうお話をすると、「小指の爪ってない人いますが、切らなくていいから羨ましいな~」
と、私としては腰を抜かすくらい衝撃の言葉でしたー

確かに小指の爪は、米粒ほど小さくなってしまったり、厚くなって変色してしまったりと変形している方が多い指です。

では・・・どうして小指の爪が変形したり無くなってしまうのでしょうか?
湘南あしケア訪問サービス 2012.5月 からだ塾ビフォーアフター

足の小指ありますか?参照

人間の身体はとてもよくできています。
不要なものなど、ひとつも無いと言えます。

例え小さな小指の爪もしっかりと、役割があるのです。

正しい歩行では、かかとから着地し、小指に体重が移動して親指に抜けていきます。
小指の爪が無ければ、小指に体重が移動できません。
タコやウオノメのような足にトラブルが出る可能性もあります。

逆に言えば、正しく歩いていないので小指に体重がかからず、小指の爪が退化して消えてしまったとも考えられます。
小指の爪がない人や、変形している人。
小指の形はどうなっていますか?

まっすぐ前に伸びていますか?
丸まっていませんか?
小指の爪が無い人や、変形しいてる人は歩行が上手にできていない可能性があります。

例え小さな身体の一部分の小指の爪も、ちゃんと役割があって存在しているのです。

基本の爪切り講座のご案内
足爪はニッパーの方が安全です☆基本の爪切り講座ご案内

ニッパーの使い方を、持ち方から丁寧に教えます。
介護スタッフや看護師。
足爪を切る必要がある方、全てが対象です。
実は扱いにくそうなニッパーですが、覚えてしまえば爪切りよりも安全で使いやすいのです。

介護予防セラピスト養成講座
現在、受講申込中!
2013年6月スタート。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 高齢者フットケア

寒さ対策☆第2の心臓活性化大作戦!

介護予防セラピスト中西です。 今年の冬は寒さが特別、厳しいです。 毎朝、布団から出るのが苦痛です。 風も冷たいので自然と肩が丸まり、背中が固くなっているのではないでしょうか? 身体が固くなると血行が悪くなり益々、冷えます

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 高齢者フットケア

爪の伸びている先を見極める

介護予防セラピスト中西です。 訪問ケアを始めるようになってから、次の訪問予定を口頭でお約束しますが 後日、お便りで確認させて頂いております。 それが「フットケアだより」 目指せ100号で作り始めましたが、26号までいきま

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

巻き爪の圧迫から血行不良に

介護予防セラピスト中西です。 高齢者に多い、爪のトラブル「肥厚爪」について続けて記事にしました。 肥厚爪の原因は? どうして爪が厚くなる? 高齢者の厚くなった爪、どうやって切る? 肥厚爪と並び、多い爪トラブルは「巻き爪」

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール