訪問フットケア・介護予防セラピスト中西です。

先日のフットケアの患者様
足のトラブル・お悩みは「タコ」でした。

足を見せて頂くと、確かに親指の外側に角質が固くなっている部分があります。
ですが・・・それほど大きなタコでもなく、あまり削ってしまうと赤くなってヒリヒリしそうな程度。

どんな時に痛むのかを伺うと

「履物によって痛みがあるものがある」

これの改善策は簡単です。
痛くなる靴・サンダルを履くのを辞めればいいのです。
痛みがあるのに無理して履いていれば、身体の他の部位までトラブルが出てくる可能性もあります。
そのことをお伝えすると・・・

「でもコンフォートシューズで調整もしてもらっている靴なんです」
「削ったら痛みがなくなりますか?」

削って痛みがなくなったとしても、同じ靴を履けばまた痛みがでる可能性が高いです。
そこまでのお話をきっちりさせてもらった後に身体の様子・足の様子を確認しました。

痛みがある右の親指が、左の親指に比べて若干内側に入っています。
外反母趾が少し進行していると思われます。

外反母趾は足の甲の骨(中足骨)から角度が出るものをいいます。
20130603133012

親指の付け根ではありますが、足全体が「く」の字のように曲がってしまっているように見えます。
外反母趾

中足骨で角度がついている方が、外反母趾と呼ばれるのですが足の足趾骨から角度がついている方も多くいます。
外反母趾

今回のお悩みの方も足趾骨から若干、角度がついていました。
そのため靴に当たると痛みがでていたのです。

調整してもらっていた靴も足に合わなくなってきていたのでした。
きっちり、しっかり調整をしてもらった靴も足の状態が変われば合わなくなって当然です。

お体の状態も合わせてみながら、カウンセリング。
側方張り
太ももからスネに掛けて、固く張っています。
骨盤の状態から、身体が横に倒れないように力を入れることによって姿勢を保っています。
その為、足元も不安定。
足首が内側に入り込み、さらに安定を求めた結果、親指の足趾骨から角度がついているのではと推測。

では何故、右側の足だけ???
それは左の足に怪我をした経験がありました。
お体全体を見ながらカウンセリングをすると、ご自身でも忘れていたような出来事が次々と出てきます。
その内容をパズルのよう組み合わせて、今あるトラブルに繋げてお伝えするととても納得してもらえました。
ご自分でできるセルフケアまでお伝えして終了。
スッキリしてお帰りになったのでした。

今ある身体のトラブルは、ご自分の身体の使い方の結果によるものです。
それはタコも外反母趾も同じことなのです。

高齢者フットケア実践技術セミナー

■受講対象

フットケアの技術をすでに学ばれた方
フットケアをお仕事で実践されている看護師・介護スタッフ

※いずれもフットケアの基本的な知識をお持ちの経験者に限ります。

■日時  第1回 2013年 9月28日(土)10:00-16:00(休憩1h)
     第2回 2013年11月30日(土)10:00-16:00(休憩1h)
     
スペースクリエーション 主催
メディカルフットケアサロン足球 共催