湘南あしケア訪問サービス
代表 中西です。
高齢者施設の介護従事者にも増えている巻き爪
巻き爪でお悩みの方は、性別や年齢を問わずに増えています。
弊社がフットケアで定期訪問させていただいている高齢者施設のスタッフからも、「実は巻き爪なのですが・・・」と、相談を受けることがよくあります。
原因は様々ですが、立ち仕事で足の形に合わない履き物を履いているなど、靴選びの影響は大きいと考えられます。
今回は巻き爪を予防するための「正しい爪の切り方の基本」についてお話しします。
巻き爪を予防する爪の切り方5つのステップ
巻き爪が気になるとき、まずは爪切りの方法を見直しましょう。
もっとも基本的な爪の切り方、5つのステップをご紹介します。
- 角を落とさずに四角く(スクエアオフ)に爪を切る
- 指と同じ長さに切り、けして深爪をしない。
- 巻き込んでいる部分に、トゲになる切り残しがないようにする。
- 丁寧に爪やすりを掛ける。
- 爪・爪周りを保湿して柔軟にする。
巻き爪予防のための爪の切り方
巻き爪は、皮膚に深く食い込むことで痛みを感じます。
爪を切るときは、巻き込んだ爪のトゲとなる部分を残さないよう、丁寧にカットすることが大切です。
爪を切るときは、大きく刃を入れて一度にたくさん切らずに、小さく刃をいれて少しずつ何回にも分けて切る事です。
丁寧にやすりがけをすることで、爪を切ったあとをなめらかにして、靴下などに引っかかりのないようにします。特に皮膚に当たる爪の角を丸めるのが大切です。
巻き爪になりやすい3つのNG 爪の切り方
巻き爪の原因になりやすい代表的な3つの切り方がをご存知ですか?
もしも以下の3つの爪の切り方に当てはまるようであれば、今日から切り方を変えてみてください。
1つ目は「深爪」です。
爪が伸びると痛みが出るので、深く短く爪を切り角を落としてしまうと、ますます巻きが強くなってしまいます。特に男性は深爪が好きな方が多いです。
切り過ぎは危険なのでご注意下さい。
2つ目は、深爪も危険ですが、「伸び過ぎ」も同様に危険です。
スクエアオフに切れないから・・・
深爪はいけないから・・・
と、長く伸びすぎると爪が靴に当たり、痛みが出たり爪が割れてしまいます。
3つ目は、「爪の角を深く切りすぎる」こと。
家庭用の爪切りは刃がカーブしているので、爪の端が切り残ってしまうか、角をバッサリ落としやすいので要注意です。角を落としてしまうと、爪が内側に巻き込みやすくなります。
痛い巻き爪は・・・
痛みに我慢できない場合は、フットケアサロンで巻き爪補正をしてもらうとラクになります。
しかし、爪が炎症や化膿している場合はサロンでは施術できません。巻き爪が進行している場合や痛みを感じる場合は、専門の医師や専門家に相談することをお勧めします。