介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。
2月・3月の当サイトのブログ検索ワード第1位は「脚(足)の浮腫み」でした。
参考記事
高齢者の足の浮腫み改善法!
浮腫みで悩んでいる方が、多いと言うことですね。
特に今年は冷え込みが厳しく、冷えや浮腫でお困りの方が多かったのかもしれません。
今日は、ご自分でもできる簡単フットマッサージのご紹介です。
セルフケアや、介護現場での浮腫みの予防や対策にお役立て下さい。
簡単むくみマッサージ
オイルやクリームを使用すると指の動きが滑らかになり、力を入れなくても気持ちが良いです。
①足首を親指の腹でクルクルと、マッサージ。
足首の動きが悪くなると、しっかりと地を踏み込めないために第2の心臓である、ふくらはぎのポンプ機能の働きが悪くなり血行が悪くなります。
②内くるぶし付近をマッサージ
内くるぶしの下にも、足首の動かすための靭帯ががあります。
姿勢が悪いと足首が内側に入り込んでしまい、ここの靭帯も固く縮んでしまいます。
ゆっくりと刺激をして、緩めましょう。
③足指を1本、1本ゆっくりと回す。
足の指が丸まっていると、足指までしっかり動かして歩くことができません。
特に小指は内側に入りこんでしまっている方が多いです。
小指も真っ直ぐに伸びるように、動かしましょう。
④足指を手の親指の腹でクルクルとマッサージ。
足の先端は指です。
ここまでしっかりと動かし刺激をして、血行を良くしてあげましょう。
⑤指の間から足首に向かって、手の親指でマッサージ。
足の骨のきわに沿うように、親指を動かします。
足の関節を緩めることによって、足の動きを良くなります。
足指の間はリンパの流れもあるので、刺激をすると浮腫みの改善になります。
どれも簡単なものばかりです。
どうぞ今日からお試し下さい。
介護職の方がご利用者様に行う場合、時間をとって行えればとても喜ばれることでしょう。
もし、時間のやりくりが難しい場合は入浴後の足をタオルで拭くときに応用してみて下さい。
日常生活のケアの中に取り入れるだけでも効果が期待できると思います。