介護予防セラピスト中西です。
いわゆる「空気が読めない人」っています。
場の状況から、自分の立場を理解できない人のこと「空気が読めない」と言います。
分かりやすい例で言うと、満員電車の中で化粧をする女子。
これは間違いなく、「空気が読めない人」の典型でしょう。
私は足・身体をみる仕事をしているので、そちら目線からお話をします。
そもそもメカノレセプターとは
でご説明しました。
身体にたくさん存在する感覚受容器(メカノレセプター)が、外部からの刺激を脳に情報を送ることによって危険を回避したり、周りの状況に合わせることを行っています。
メカノレセプターは危険を察知して、転倒防止などの身体のバランスを取ることを行ってはいます。
しかしメカノレセプターが察知するのは段差や障害物などのハード面だけではなく、場の空気や状況などのソフト面からも危険を察知して回避するのです。
素早く状況を判断するためには、ありとあらゆる情報を瞬時に判断できなければなりません。
高齢者の転倒予防~インナーマッスルとメカノレセプター
こちらの記事では、姿勢を保持するインナーマッスルがメカノレセプターの作動と深く関係していることを説明しました。
身体に無理のない姿勢がとれれば、頭はニュートラルな位置になります。
その結果、視野が広がり目からの情報量が増えます。
頭の位置が変わり、首や背中に無理な負担がかからなくなれば、呼吸もラクになります。
そして頭がクリアになり冴えてきます。
目からの情報が増えても、対処できるというわけです。
電車の中のお化粧女子、上のような脚になっていませんか?
間違いなく、メカノレセプター作動していません。
姿勢がしっかり取れて安定感のある人は、やはり態度にも安定感があり信頼ができます。
そんな人は、やはり状況の判断も決断も早いものです。
ですが・・・練習をしてできるようになるものでもありません。
身体の改革から始め、メカノレセプターを正しく作動させるのもひとつの方法です。
まずは一日の終わりに、メンテナンス。
年齢が高くなると、「頑固になる」「融通がきかない」と言われることがありますが、それもメカノレセプターやインナーマッスルとの関係もあるのだと思うのです。
高齢者に限らず、施術に加えると身体全体のバランスが整いメカノレセプターが作動します。
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