神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

腰が痛くて足爪が切れません~腰ってどこ?

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

フットケア外来でのケア M様60代女性
ご予約内容は爪切り

かなり長く爪が伸びていらっしゃいました。

お悩みは腰痛があり、足の爪を切るのが困難。
爪が厚いので爪切りで切るのが大変。
外反母趾もあり爪が変形していること。
爪が伸びてストッキングが破けてしまう。

爪は何ヶ月も切っていない状態でかなり伸びていました。
外反母趾によって指が爪に当たり、圧迫されて爪変形もありましたが痛みはありません。
外反母趾
※別の方のお写真です。
このように外反母趾が強くなると、足趾が重なりあって爪が圧迫されて変形することが多々あります。

爪を短くに整えヤスリとオイルで仕上げると見違えるようになりました。
これでストッキングにも引っかかりません。
DSC_0899

腰痛についてヒアリングをしていきました。
「腰」と言っても人によって指す所は様々です。
ウエストあたりを指す方もいれば、オシリを指す方もいらっしゃいます。
M様の「腰」は背中の下辺りを指していらっしゃいました。
腰痛(背中)

そして歩行は前のめりで、かかとをつかずに足の前の部分だけで歩いている自覚があり。
少しの段差でつまずきやすく、頭の位置も良くないと思っているそうです。
きちんと、ご自分の状態を言葉にできる方だな~と感心していしまいました。

少ない時間ながらお身体の状態をお伝えしました。
ケアが終了して、靴下を履くために前にかがんだ時に
「この時に腰が痛いのよ・・・」とつぶやていらっしゃったので、ちょこっとフォローをしてみました。
DSC_1193
矢印の部分に私が圧をかけて一時的に骨盤矯正をしながら、前屈をしてもらいました。

「なんで!?痛くない!」と驚いた様子。
そこで現在のお身体の様子と腰痛の理由をお伝えすると腑に落ちた様子でした。
M様、骨盤が後傾している状態で一生懸命に前かがみになろうと頑張っても、背中が曲がらずに痛みとして出てしまうのです。

同じ原因で現在の姿勢や歩行状態も考えらます。
20130307132435

M様がおっしゃるには背が低いことがコンプレックスであり、ハイヒールを常に履いていたい時期があったそうです。
不安定なハイヒールではそうやってバランスを取りながら歩くしかなく、ハイヒールを履かなくなっても当時の歩き方が抜けないのだそうです。

005320_li

これは大いに考えられる理由だと思います。
ですが身体改革を始めるのに年齢は関係ありません。
気がついた時から身体の変化は始まります。

フットケア外来での出会いが良い方向に向かいますように・・・
次回のご予約もお待ちしています。

<参考記事>
太ももゆるめて腰痛予防!
後ろの筋肉3点セットで膝痛防止!

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

高齢者の変形爪はあたりまえ!?

高齢者訪問フットケア 介護予防セラピスト 中西です。 高齢者の足の爪のケアを毎日、行っています。 高齢者の方の足の爪は、若い人とは変形の内容も違います。 若い世代の爪の変形といえば、「巻き爪」が思い浮かぶのではないでしょ

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 靴選び 指定靴によるトラブルが増えています

指定靴の悪夢・・・

高齢者訪問フットケア 介護予防セラピスト 中西です。 先日のフットケアの五十代女性。 足のお悩みは前足部のタコ、痛みあり。 施術をしながらカウンセリング。 立ち仕事でありながら、ナースシューズの靴指定。 その靴が合わずに

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール