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では、骨盤を立てるにはどうしたら良い?

高齢者訪問フットケア
介護予防セラピスト 中西です。

姿勢の要は骨盤にあり。
骨盤を立てることが大切です。

骨盤を立てるってどういうこと?

では、骨盤を立てて正しい姿勢と取るにはどうしたら良いでしょうか?

骨盤が後ろに傾いてしまっているのは、こんな姿勢です。
ハム骨盤後傾ー

膝が伸びず、背中が丸まっています。
そして太ももの裏側(ハムストリング)や、ふくらはぎの筋肉が縮んでいる状態です。
脚の裏側を伸ばすストレッチをしてみましょう。

2015-04-20 14.29.29

階段などの段差を利用してストレッチ。
つま先だけ段に乗せて、かかとを降ろしてみましょう。
ふくらはぎがグーンと伸びます。
無理のない範囲で行いましょう。
これはエスカレーターに乗っている時にもできます。
※他人の迷惑にならない範囲で行いましょう。

DSC_0524

前屈が厳しい方はストレッチボールを使ってみましょう。
この時、できるだけオシリを天井に近づけるようにして下さい。
ふくらはぎから、太ももまで伸びます。

DSC_0543

ボールを使わなくてもできるようなら、ヨガのポーズ「ダウンドッグ」です。
この時も、カカトは床に付きオシリは天井に向けるようにしてみて下さい。

ストレッチで大切なことは、筋肉のどこにアプローチしているのかを意識することです。
どこが伸びているのか、どこに痛みがでるのか。
2度目、3度目の変化はどうなっているのか。

そして呼吸を止めてはいけません。
ゆっくりで構いません。
呼吸を意識して行いましょう。
1週間に1度、1時間ストレッチをするよりも1日10分毎日行う方が効果的です。

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