介護予防セラピスト中西です。
巻き爪でお悩みの方は、一体どのくらいいるのでしょう?
昨日の介護施設訪問フットケアのkさん。
1ヶ月に1度、フットケアに入っていますがケア直後は痛みが無くなるのですが
次の訪問までにまた痛みが出てしまう繰り返しでした。
巻き爪の食い込みの程度は弱く、足全体はとてもきれいです。
水虫もありません。
何度か巻き爪の補正を提案したのですが中々、納得してもらえずにいました。
納得してもらえない理由は、90代近くの方には手術と同じようなイメージで怖かったのかもしれません。
爪の間に細長いコットンを詰める方法も試してみましたが、1ヶ月は持ちませんでした。
そこで1ヶ月に1度のケアではありますが、やれることやっていこう!!!
と行ったのは、
1.徹底的に爪周りの保湿。
2.足首のストレッチ
3.慎重に爪切り
この3点です。
爪周りのケアは何で?と思われる方が多いかもしれませんがとても重要!
爪周りの乾燥から、皮膚が固くなり痛みに繋がる場合が多々あります。
お風呂上がりは、爪のケアもお忘れなく^^
足首ストレッチは巻き爪以外のトラブルの回避にもなるので、これもセルフケアで取り入れてもらいたことのひとつです。
足首、足指が柔軟であることがしっかりと歩ける基本中の基本です!
どんなに精密なロボットでも、人間のようなしなやかな動きはできません。
これは人間がたくさんの関節と、筋肉や腱で作られているからです。
どこも柔軟に保っておきたい所です。
足関節ストレッチ
他にも方法はたくさんあります。
そして爪切り。
正しい爪の切り方を知らない方が多くいます。
今だに深爪大好きとか・・・
痛みが出てしまった巻き爪を、ご自分で治せるかどうかは人によって様々でしょう。
私としては痛みが出てしまったら、専門家にみてもらうことをお勧めします。
間違ったケアがさらに巻き爪を悪化させてしまう場合もあります。
ですが、巻き爪の予防はとして正しい知識を身につけることは大切です。
巻き爪になると皮膚科受診でも矯正・補正は実費でのお支払いです。
サロンと費用はほぼ変わりありません。
両足親指が巻き爪だとすると 10000円(参考価格)
※上記の金額は担当のフットケア外来での施術料です。
まずは転ばぬ先の杖。
正しい知識を身につけて予防しましょう~
11月8日(木)
13:00-15:00
受講料 6000円
足用の爪切りとやすりをお持ち帰り頂きます。
詳細は下記をご確認下さい。
1Day講座のご案内