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高齢者の変形爪はあたりまえ!?

高齢者訪問フットケア
介護予防セラピスト 中西です。

高齢者の足の爪のケアを毎日、行っています。
高齢者の方の足の爪は、若い人とは変形の内容も違います。

若い世代の爪の変形といえば、「巻き爪」が思い浮かぶのではないでしょうか?
高齢者でも巻き爪の方は多い変形の一例です。
2010.6.5 巻き爪ケア前

しかし、高齢者の場合は巻き爪ばかりではありません。
爪が厚くなる肥厚層(ひこうそう)や、指にかぶさるように伸びている爪など。
かなり複雑な変形をしている方が多いです。
指の丸まり
しかし問題は、変形爪だけではありません。
その変形爪を、どう対処してよいか分からずに放置されていることです。

新規のお客様の足を確認すると驚く程、長く伸びていることがあります。
厚みが増して、靴を履くのが辛くなっている方もいます。

確かに高齢者は足爪が変形している方が多いです。
しかし・・・

高齢者だから足爪の変形は仕方が無い。
高齢者だから足爪が変形しているのは当たり前。
高齢者だからキレイにならない。

それは間違いです。

変形しているか、変形していないかの基準は

もしも、自分の足爪が同じ形をしていたらどうか?と考えてみて下さい。
年齢は関係ありません。

もし、自分の足爪が同じような形をしていて気になると思ったら、対処を考えて下さい。
ご自分やご家族で切れない場合は、担当のケアマネに相談や、デイサービスを利用しているのなら看護師に観てもらって下さい。
介護職の方は、ご利用者の足をよく観察して下さい。
変形している爪や、長く伸びている爪を見つけたら放置をせずに対処を考えて下さい。

足爪は身体のほんの小さな一部ではあります。
ですが、歩行には欠かせない大切な部分でもあるのです。
足爪の変形は、転倒の確立も高くなります。
どうぞ明日から指先にまで、気にかけて観察をしてみて下さい。

※足爪や爪回りに炎症や傷がある場合は、「皮膚科」を受診して下さい。

高齢者施設でご利用者の足のケアでお困りの時はご相談下さい。
神奈川県内で訪問エリアを拡大しております。
◆フットケアサービス案内

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