神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

第2の心臓を活性化させるためには

訪問高齢者フットケアサービス
介護予防セラピスト 中西です。

先日の一般向けセミナーでは、「高齢者の浮腫みケア」について実技を入れてお伝えしました。
高齢者になると足の浮腫みでお悩みの方は、多くいらっしゃいます。
その状態を何とかケアしたい!と思っている、スタッフも多いのですが悩みは

♦時間がない
♦とうして良いか分からない
♦技術がない

と言う事です。

確かに現場に入ると例え10分のフットマッサージでも、やりくりするのは難しいです。
そこで「介護の中のついで浮腫みケア」をいくつがご紹介しました。

その中でも、足首の動きをよくするストレッチは実際に、相モデルになってやってもらうと脚がスッキリすることを体感できたかと思います。
アキレス腱

足首は足(フット)と脚(レッグ)を繋ぐ連結部分です。
強い靭帯である「アキレス腱」でしっかりと繋がっています。
このアキレス腱が伸縮することによって、地を蹴ったりカカトから地に足をつけることができます。

0-55

しっかりと地を蹴り出すと、アキレス腱と繋がるふくらはぎの筋肉も伸縮します。
ふらはぎの筋肉が伸縮することによって、心臓から足に送られた血液や水分が再び心臓に戻る事ができるのです。
つまり、第2の心臓とはふくらはぎの筋肉のことなのです。

歩く事の少ない高齢者や、車いすの方では足首を動かす頻度も減少しています。
使用頻度が少ないと、動かせる幅も狭くなってしまいます。

高齢者が畳の縁程度の段差で転倒するのは、足首の動きが悪くなっていることも関係していると考えられます。
足浴や入浴の足の拭き取り時や、靴下の着用を手伝う時など、ついでの時に数回でも足首を動かしてあげる浮腫みケアになります。

2015-03-28 12.13.27

またふくらはぎの筋肉は第2の心臓(ポンプ機能)の他、正しい姿勢を保つことにも貢献しています。
足首が柔軟になることは、しっかりとした姿勢を保ち歩けるようになります。
歩くことのない車いすの方でも、きちんとした姿勢で座ることができると浮腫みの改善にも繋がります。

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

湘南あしケア訪問サービス 介護施設に入居されている高齢者足のケア

「立夏」過ぎた高齢者の足状況

高齢者 訪問フットケア 介護予防セラピスト 中西です。 今年のGWお天気に恵まれ、行楽日和が続きました。 お出かけをして、日焼けした方も多いのではないでしょうか? 今年は5月6日は「立夏」 暦の上では既に「夏」 暑いはず

つづきを読む »
湘南あしケア訪問サービス 企業向け研修・セミナー実績

スタッフ研修〜足部と上肢のつながり

訪問高齢者フットケア 介護予防セラピスト 中西です。 ずーーと前からの目標のひとつであった、スタッフの増員。 少しずつ増え、現在4名で動いております。 先日、念願だったスタッフ研修を開催しました。 テーマは 「自分の身体

つづきを読む »

拘縮がある方の手の爪切り②

高齢者訪問フットケア 介護予防セラピスト中西です。 拘縮がある方の手の爪切り① 続きになります。 まずは施術側が落ち着いてケアに入り、お客様にリラックスをしてもらえることが何よりも大切です。 これは手の爪切りに限らずフッ

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール