介護予防セラピスト
訪問フットケア 中西です。
先日、タコ・ウオノメでお悩みの方からご相談がありました。
「先日のケアで今は痛みはないのですが、今後も痛みが出ないようなセルフケアを教えてください。」
タコやウオノメのケアでは、固くなった角質を削りウオノメでは芯を除去することで痛みが軽減します。
しかし根本的な原因の改善がなければ、あっという間にタコやウオノメは復活して痛みが出ます。
原因はその方によって様々あります。
♦間違った靴選び
♦間違った靴の履き方
♦歩き方
♦姿勢
♦ケガ歴
♦生活環境
などなど・・・
1つとは限らず、複数の原因の場合もあります。
まずはご自分のトラブルの原因がどこにあるのかを見極める必要があります。
そう言われても中々、分からないものです。
良いと思って選んだ高価な靴が、トラブルの原因だとは思えないのは当たり前です。
そんな時は足の専門家のアドバイスをもらうのが良いかと思います。
まずはカウンセリング・・・
原因と思われることがいくつかありました。
靴はきちんとしたものを履いていて、履き方もOK!
気になったのがウオノメを手でむしってしまうことと、軽石でこすり過ぎている事。
これはNG!です。
案外、やってしまっている方が多いかと思いますが軽石で擦りすぎるのは逆効果!
もちろんフットファイルでも削り過ぎるのはNGです。
ますます固くなって、変色も出てしまいます。
それよりも毎日、お風呂上がりにクリームで保湿をして角質を柔軟に保つケアの方が効果があります。
医療機関の多くは痛みや症状への治療はして下さいますが、原因の追及までには至らないことが多いようです。
今回のご相談の方も、皮膚科で何度も角質を除去して痛みの軽減をして下さったそうなのですが、あっと言う間にできてしまうウオノメに何故?と質問した所
「歩き方を変えて下さい。」と言われたそうです。
80年近く歩いてきましたが一体、自分の歩き方のどこが悪いのか?
どうしたら歩き方を変えられるのか?と悩んでいらっしゃいました。
歩き方を変えろと言われても一体、どうしたら良いでしょうか?
その事についても、一緒に考えてみました。