私たち、湘南あしケア訪問サービスは、介護保険を利用している高齢者がターゲットの、高齢者フットケアサービスです。
施設への訪問が多いので、お客様の対象となる方々はケアプランに基づき、介護保険内のサービスを利用されています。
今でこそ、訪問フットケアサービスを提供している同業者が増えましたが、以前は同業者もいなければ「フットケア」という言葉さえ馴染みがありませんでした。
高齢者の変形爪は頑固ですし、道具も時間もない施設の看護師やスタッフではなかなか、太刀打ちできません。
ご本人も、施設のスタッフも悩んでいることの一つです。
でも、爪は伸びるし、変形爪が原因で大ごとのトラブルに発展することも多いのです。
これは今後、多くの高齢者に必要なサービスになるはずだ!と思い、始めました。
始めてみて思った以上に、大切かつ重要なケアだということは私自身が理解しました。
たくさんの方に提供しなければ!そう思っています。
自費サービスの壁
そこで壁になるのか「自費サービス」ということです
介護保険内のサービスは、1割負担がほとんど
もしも、5000円の費用がかかるサービスでも、ご本人の負担額は500円
その差、10倍。
これは、利用者側からすると、もちろん大きい問題です。
介護保険内でフットケアを利用するには、利用されている施設のスタッフが勤務時間内に行うことになります。
ですが、フットケアは技術も時間も必要なケアです。
忙しい介護現場で行うことが困難だから、足爪の変形やトラブルで悩んでいる人が多いのです。
だからこそ、自費負担でサービスを提供しようと思いました。
サービス料金を受け入れるのは、お客様
フットケアサービスを介護施設に導入の提案をした時のハードルは、先にありますように自費サービスの負担額です。
自費サービスなので、業者によってサービス料も内容も違います。
サービスに対して、料金が合うと思えば利用をしてくださいます。
ですが、その手前に施設の担当者の主観で「高額」と判断されて、ご案内をしてもらえないことがあります。
これが自費サービスの第1・ハードルです。
施設によっては、自費負担が困難な経済状況の方が入居していることもあります。
その場合、施設のご判断で案内をしないことは十分、理解できます。
ですが、フットケアサービス自体を「高額」と見なされ、施設での利用を敬遠されてしまうことがあるのです。
もちろん、私たちはサービス内容を理解してもらう努力は必要です。
でも・・・残念です・・・
ある施設での事例
なんとか営業を進めて、某グループホームでお一人だけ利用したい旨のオファーがありました。
お付き合いのある法人でしたので、いずれ人数が増えると思い、お1人スタートを決めました。
※通常は3名様からのになります。
スタッフからは、足爪ケアで困っている方がいるとの声が聞こえてくるのに、利用者数は増えずに数ヶ月・・・
フットケアのお勧めをご提案すると「高いから家族に言えない・・・」と、スタッフからのお返事
それが・・・
ある時、事務方に新しいスタッフが入り状況は一転しました!
お母様の足のケアでご苦労された経験があり、
フットケアサービスはとても大切!もっとたくさんの方に利用してもらいたい!
と、弊社のサービス案内を、入居者ご家族全員に配布してくださいました。
それからすぐです。フットケアのご利用者数が急増しました!
さらに、「毎月だと鬱陶しいと思われてしまうかもしれないので、数ヶ月ごとに案内を配布しましょう」との、ありがたいお申し出・・・(涙
フットケアを理解してくださる方が、施設またはフロアに1人でもいると状況は変わることを再確認しました。
ですが、施設導入をしてもらえないことには始まりません。
ご担当者様へお願い
弊社に限らず、訪問フットケアサービスを提供している業者は増えています。
おそらく問い合わせをすれば、案内や資料の準備があるはずです。
サービス料金だけでなく、フットケアの内容にも注目して検討をしてください。
きっと、フットケアによって気持ちも体もラクになる方が多くいらっしゃるはずです。