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高齢者でも効果アリ!簡単むくみストレッチ④

介護予防セラピスト中西です。

浮腫の改善と、呼吸がとても深く関わっているこてゃ
簡単むくみストレッチの①-③でもご紹介しています。

今日も呼吸に関係する部位のストレッチです!
それは・・・ 「肩甲骨」
背中にある、羽のように広がっている大きな骨です。

今日のストレッチも座っていてもできます。

まずは背中をしっかり立てて、深く座ってください。
肘を肩にのせます。

肩甲骨を背中の中心によせるように、グッ肘を広げてください。
ゆっくりと肘を広げることよりも、背中(肩甲骨)を寄せることを意識してください。
ゆーっくりと、背中がよってきたら呼吸を吐きながら5秒ストップ!

今度はゆっくりと、頭を後ろに下げてみてください。
肩甲骨は寄せたままです。
首の筋肉が伸びることを意識してください。
伸びきったら今度も、5秒位ストップ!

息は止めずに吐いてください。
無理はしないでできる範囲で構いません。

頭を起こす時もゆっくりです。
急に、戻すと頭がクラクラしてしまいます。
1回でもストレッチの前後との身体の感覚が変わってきませんか?

今日のストレッチも座ったままでできるので、車椅子の方でも安全に行えます。
回数を多くやる必要はありません。

1回でも2回でも無理のない回数を行ってください。

オフィスワークの方にもお勧めです。
パソコン作業の合間に取り入れて見てください。

肩甲骨は背中にある、大きな骨です。
大きいのでたくさんの筋肉がついています。
ですから肩甲骨を動かすと言うことは、色んなところのストレッチになるのです。

肩にもついているので、肩こりにも効果があります。
左右の肩甲骨の間には、呼吸に重要な筋肉があります。
肩甲骨を動かすと、自然とここも緩んできます。
呼吸が深くなるということは、浮腫の改善にも効果があります。

肩甲骨が動き出し、背中がしなやかになると背筋も伸びてきます。
正しい姿勢も、むくみには効果があります。

きっとココは大昔、羽があった所ではないかと思うのです。
今は翼が無いので、人間は飛ぶことができません。
でも背中がしなやだと言うことは、未来に向かって羽ばたくには重要なのだと思います。
肩甲骨が動かない子供も多くいます。

背中は高齢者に限らず、しなやかに保っておきたい所です。

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