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高齢者フットケアでの香りの使い方

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

今ではすっかり一般的になった「アロマセラピー」
高齢者施設でも、ハンドトリートメントなどで精油を使用したオイルで癒しを目的としたボランティアをされている方もいらっしゃいます。
私がお世話になっているデイサービスでも、スタッフがご利用者にオイルを作ってハンドトリートメントをするので、ベースのオイルを分けて下さいとのお申し出があったこともあります。

以前は男性に「アロマ」と言っても???と、通じない言葉でもありましたが、今ではアロマ合コン何てのもあるそうです。
すっかり世に広まった「アロマセラピー」ですが、きちんとご存知ですか?
香りのついているオイルでマッサージをするのがアロマテラピーではありません。

■アロマテラピー=精油を用いた芳香療法■

簡単に言うとこんな定義になります。
では「精油」とは何でしょうか?
100円ショップで売っている、小さな小瓶に入ったアロマオイル。
これは精油なのでしょうか?

残念ながら精油ではありません。
精油とはエッセンシャルオイルとも言い、植物の花・葉・果皮・樹皮・根・種子・樹脂から抽出して100%天然の芳香成分のことです。
100%天然素材ですので、もちろん合成香料はアロマではありません。
柔軟剤で「アロマの香り」とうたってあるものがあっても、植物そのものの香りがする訳ではありませんのでご注意下さい。

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高価な精油で有名なのはバラ
何と!1滴の精油を採取するためには50本のバラが必要なのです。
1キロ採取に5000キロ必要になる訳ですから高くて当然です。

アロマテラピーでは最もオーソドックスでお手頃価格。
好きな方も多い香りのラベンダーでさえ、1キロ採取に必要な量は200キロ必要。

精油は高くて当然なのです。
そして植物のエネルギーもたくさん詰まっている訳ですから、取り扱いには注意が必要です。
トリートメントで使用する時にはパッチテストを行ってからにしましょう。
また、お薬や持病との相性もあるので高齢者に使用する場合には特に注意が必要です。
そして信頼できるメーカーのものを使用するのも、大切なポイントです。

私がケアに使用しているのは、香りを使うのみでトリートメントには使用していません。
緊張が強い方、拘縮が強い方のケアにポイントで香りを使っています。

通常のケアには、保湿も兼ねたフットクリームを使用しています。
モイスチャークリーム

こちら保湿力が高く、伸びが良い上にレモンやローズマリーなどの植物成分も多く含まれているので香りが良い!!
どちらかと言うと、スタッフに評判がよく「癒される~」とよく言われます。

●ジクタボール モイスチャー

こちらは爪を清潔に保つために、仕上げに使用。
爪の間に1滴づつ落としていますが、こちらも同じく香りが良いと評判です。
そして効果も非常に高く、変色した爪の色がみるみるキレイにもどる方が何名もいらっしゃいます!!
アロマテラピーではありませんが、良い香りにうっとりとする方もいらっしゃいます。

精油はとても良い効果もある半面、使用を間違えるとトラブルの原因になります。
高齢者では特に、安全を考えて精油の使用をする必要があるのでご注意下さい。

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