介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。
以前、私の単発講座を受講された方から嬉しいメール頂きました。
訪問看護師さんで、在宅を回っていらっしゃいます。
患者様の足の爪が気になり、フットケアに興味を持って頂き受講されました。
私が足浴を勧めたことをきっかけに、自転車に足浴バケツを乗せて訪問しているそうです。
この話も感動で胸が熱くなりました。
ご本人より承諾を頂き、メール文章を掲載いたします。
細々と続けている足浴ですが、思わぬ効果がありました。
爪切りが大大大嫌いな利用者さん（９４歳女性）がいて、「とにかく、爪に触ってくれるな」と。
長く伸びていると危険なので、無理やりでも切りたい所ですが訪問看護だと「もう帰ってくれ」と言われてしまい、なかなか難しいです。
でも、手も足も白癬と肥厚爪と巻爪で・・・。
それが足浴をするようになったら、足の爪を切らせてくれるようになりました。
もしかしてと思い、手浴もしてみたら、手の爪も切らせてくれるように。
足湯は保清だけでなく、気持ちも変えてくれるのですね。
「デイサービスで週に２回お風呂に入るけど、ゆっくり湯船につかれないので、足をつけられて嬉しい」とも話してくれました。
私は足浴推進者です。
ご利用者、患者様の足の状態が気になっているけれど、何から始めたら良いのか分からない・・・
そんな方が多くいらっしゃるかと思います。
どうぞ、まずは足浴から始めてみて下さい。
足浴の効果は足だけにとどまりません。
今回の方のように、冷たくなった心をも温めてくれることもあります。
また受講された方が、現場で実践して下さることが講師をしていて何よりも嬉しいことです。
せっかく受講しても、話を聞いて終わってしまってはフットケアを待っている方には届きません。
お忙しい中、貴重なご報告メールありがとうございました。
私の今後の励みになりました。
