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10月10日(テントーの日)に転倒予防ストレッチ!

介護予防セラピスト中西です。

今日は10月10日。
昔の体育の日ですが、その他にも色んな日だそうです。

銭湯の日
メガネの日
トートーの日

それに「転倒の日」でもあるそうです。
転倒の日はおかしいですね。
転倒予防の日かな?

では、転倒予防ストレッチのご紹介。

仰向けに横になります。
片方の脚を、胸の辺りで両手で抱えこみます。
もう片方の脚はまっすぐに伸ばします。
伸ばした脚はまっすぐ、できる限り遠くに脚が長くなるイメージで。

ココで感じなければいけないのは、伸ばしている方の足の鼠径部(そけいぶ)
脚の付け根です。
グーっと伸びている事を感じてください。
抱えている脚をグッと胸に引きつけると、脚の付け根がさらに伸びます。

この伸びている所が、実は脚を持ち上げるための筋肉。
「腸腰筋」と言います。
この筋肉に柔軟性が無いと、足が持ち上がらずにつまずく原因になります。

高齢者では、少しの段差でつまずくケースが多いです。
それはつま先が上がらないことが原因なのですが、足首の柔軟性ももちろん大切ではあるのですが
その前に脚そのものが上がってないことが、大きな原因です。

若い方だと、無意識に脚の付け根から1歩前に踏み出すと思います。
高齢者の歩き方を観察してみて下さい。
膝下からしか前に出てない方が多いと思いませんか?

脚を引き上げるための「腸腰筋」が固くなり、伸びしろが無いことも原因のひとつです。
まずは高齢者でも、安全に簡単にできる上の絵のストレッチを試して見てください。

そして・・・
若い世代でも膝下歩きが急増しています!

内股女子は、特に脚の付け根から動かすことなく歩いています!
年代に関係なく、上のストレッチを試して見てください。

上の絵の形で伸びない・・・と感じた方は腰の辺りにタオルなどを入れて高さをつけてみてください。
脚の付け根には大きなリンパ節もあります。
浮腫の改善にも有効ですよっ!

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