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肩関節から身体の柔軟性の変化を観る!

介護予防セラピスト中西です。

今日の訪問ケアはグループホーム。
皆さんの歩行の状態を観察させてもらいまいした!

高齢者によくある姿勢。

お尻が下がり、背中は丸くなり、膝が曲がってしまいます。
その為、歩幅は狭くつま先が上がらないので、ズルズリ・・・と足を引きずるような歩き方になります。

今日は何人かの方の、肩と背中を緩めてみました。
咳が出るのは、背中が緩んだ証拠。
空気が吐けるようになったのです。

微妙に歩行も安定したように見えました。
実際、脚にはどれくらい変化があるのだろうかと実験してみました。

いつものポーズを、いつものモデルにやってもらいました。
肩・背中を緩める前です。

肩と肩甲骨周りをオイルトリートメントしました。

トリートメント後はコチラ

写真の変化よりも、本人の体感はずいぶん違ったようです。
肩が軽くなり、初めて肩が固まっていたことに気がついたのです。

若干、肩から背中にかけてのラインに変化が出ました。
脚の伸びも、微妙に変化が出たかなー?

もう少し分かりやすい変化の絵が欲しかった所ですが、明らかに目で見て分かる変化は難しいようです。
ただ一度限りのケアでは、目で見ても分かりにくい。
と言うことで、本人が意識をしてストレッチを行えばまた変化は出てくるはずです。

高齢者施設でしたら、積極的に肩に触れるのも効果があるかと思います。
足のマッサージでは少々、簡単ではないように思えるかもしれませんが、肩でしたら座っていらっしゃる時間でしたらいつでも行えます。

マッサージなんて難しく考えなくても、肩に触れどこが固いかを確かめるだけでもいいのです。
そしてその事をご本人に確認してください。

「肩が凝ってる自覚ありますか?」
「ココが固いですねー」

肩をマッサージ迷惑な人は、ほとんどいないでしょう!

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