介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。
みず虫を説明して理解して頂きました。
特に高齢者では、みず虫を予防する必要があります。
みず虫から命の危険になる場合もあるのです。
若い方や元気な方ですと、みず虫はかゆみがあるので治さないと!と思う方が多いかもしれません。
もちろん痛みやかゆみは不快ですので、しっかりと治す必要があります。
高齢者では、みず虫から「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」に症状が拡大する恐れがあるからです。
蜂窩織炎とは皮膚の深い所での炎症です。
感染した所は、熱感を伴い足では倍くらいに腫れる事もあります。
患部の痛みや頭痛や、発熱などの症状が出る事もあります。
原因は免疫力が低下していること、浮腫みが強く侵入した細菌を排出できないことなどがあります。
皮膚の傷や虫さされ、毛穴や汗腺からも細菌は侵入しますが、みず虫を持っている高齢者ではさらにリスクは高まります。
下腿の発症が多いことや、発症を繰り返すのは、みず虫が原因が多くあります。
症状が重い場合は入院になることもあります。
高齢者では、入院もその後の生活に大きく影響を与えます。
入院を予防するためにも予防は大切です。
予防法は足を清潔に保つこと、浮腫みの予防改善です。
そして、日頃から注意深く足を観察していち早く足の異変に気がつき対処をすることです。
フットケアの3つにポイントが何より、足を元気に保つ秘訣です。