訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。
高齢者訪問フットケアでは、施術の時間を約30分で区切らせて頂くことが多いです。
30分の間に、足の観察・爪切り・保湿までを完了する流れになります。
※1時間をご希望される方もいらっしゃいます。
毎週、訪問フットケアに入らせて頂いている施設があります。
毎週、ご予約頂く男性がいらっしゃいます。
もちろん毎週、爪を切っていては切り過ぎなので、リフレクソロジーなどのリラクゼーションケアと観察がメインになってきます。
体調の波も、メンタルの波も激しい方なので施設と相談してケア内容や頻度を決めていきました。
先日のケアでも、爪切りするところはほとんどなく、リフレクソロジーを時間いっぱいさせて頂きました。
体調を伺いつつ、現在のお心状況を考えつつ手を動かします。
※写真は別の方です。
「あー安心するな・・・」
と深いため息と一緒に、つぶやきがありました。
何とも嬉しいお言葉です。
リラクゼーション
(Wikipediaより抜粋)
relaxation緊張を緩めること、平衡を取り戻すことなどを意味する英語。「リラクゼーション」はいわゆる和製英語であり、英語の relaxation はリラクセイション [riːlakˈseɪʃ(ə)n] と発音される[1]。 動詞の relax の起源はラテン語の relaxare を語源とする中英語であり、re-laxare は「再び (re ) 緩める (laxare )」あるいは「緩んだ状態へ (laxare ) 戻す (re ) 」ことを意味する。
交感神経の興奮が抑えられ、副交感神経の働きが優位になっている状態になること。緊張が解かれている状態。
人間を、上記のくつろいだ状態にする活動や行為。リラックスすること、息抜き、休息。
正に、リラクゼーションだな〜と感じたのでした。
そして高齢者に限らず、緩む事や力を抜く事が苦手なのが男性。
他人の手の温度を感じる事も女性よりも少ないのではないでしょうか?
リフレクソロジーによって、足から手の温かさが伝わった時に出た言葉。
体調や、お気持ちに良くない訳がありません。
リラクゼーションと言う言葉は、どこか贅沢で手が出しにくい感じがありますか?
高齢者施設と言っても、集団生活。
皆様ご自宅とは違う緊張感の中で生活を送っていらっしゃいます。
そんな生活の中でほんの少し、贅沢なお気持ちが味わえ、気持ちも身体も緩むなら高齢者施設でのリフレクソロジー大きな意味があるのではないでしょうか?