湘南あしケア訪問サービス
介護予防セラピスト中西です。

高齢者施設に訪問をして、フットケアサービスを提供しています。
1日を通してお邪魔していることもあり、施設全体の様子も確認できる利点があります。

むくみが強い方が多く、ご本人もスタッフも気にされている方が多いです。
もしかしたら、その「むくみ」車イスにも関係があるかもしれません。

車イス=移動の道具・手段

車イスはイスと言っても、決して腰を落ち着かせる目的のイスではありません。

なぜなら座面が安定していないからです。
車イスのほとんどはコンパクトにまとまる様に、座面が布などを張ってあるだけです。
キャンプの時などの折りたたみのイスに長時間、座っていると疲れますよね。
車イスも同様です。

疲れるということは身体が安楽な姿勢でないために、筋肉が緊張していると言う事です。
筋肉がこわばれば「むくみ」の原因になります。

そして床に足が着かないことも問題です。

いえいえ、ステップに足が乗りますからと思うかもしれません。ステップに足が乗っていても、床に足が着いているのとは違います。
ステップに体重を乗せることができず、不安定なことに変わりありません。
ステップは、移動時の足の巻き込みを防止するためのものです。

食事の時のあしもとチェック

床に足が着かずに座ると、身体が安定しません。
不安定なままの飲み込みは悪くなり、危険です。

「地に足が着く」ということわざがあります。
意味は「考え、行いがしっかりしている。気持ちが落ち着く」

床に足が着かずに座ることは、身体が不安定なばかりか気持ちも落ち着かないのです。

車イスから座り替えしていますか?

自立歩行できず車イス移動をしている高齢者。
食事の時もそのまま、車イスの方も多いです。

食事前に嚥下体操、発声をしている所は多くあります。
顔や喉の筋肉の柔軟性が出る事、唾液の分泌が良くなるこで誤嚥の防止や食事をスムーズに摂れることが目的です。
嚥下体操もきちんと行えば効果はあると思いますが、ウトウトして参加していない方もいますよね。

まずは、きちんと安定したイスで食事をしましょう。
車イスでは不安定です。
せっかくの食事も落ち着かずに食べることは、楽しめないですし身体にも悪いです。
飲み込みも悪くなって当然です。

イス時の足もと確認

床に足が着いていない場合は、足台で調整しましょう。
足が不安定なまま長時間、座っているのは「むくみ」の原因になります。
食事の時も、しっかりと床に足が着いていることを確認して下さい。

座っている時の足もとチェックも、大切なフットケア「観察」です。