介護予防セラピスト中西です。
なってしまうととってもやっかいな 「水虫」について説明したいと思います。
「水虫」について知識を持って、「水虫予防」「早期発見」に役立ててください。
まずはセルフチェック!
下記の内容に該当があるかチェックしてみてください。
水虫セルフチェック項目
- 足の指の裏の皮が剥けている。(A)
- 足の裏に水泡(みずぶくれ)ができている。(B)
- 足裏のかかとの角質が厚くザラザラしてる。(C)
- 足の爪が白く濁っている。(D)
- 足の爪が黄色く変色している。(E)
- 足の爪が厚くなっている。(F)
- 足の爪がボロボロかける。
- 足裏・指間にかゆみがある。
- 足爪と皮膚の間に白い粉が溜まっている。
結果はどうでしたか? ひとつでも該当があれば「水虫」の可能性があります。
早めに皮膚科を受診して検査してもらってください。
「でも・・・かゆくないから大丈夫でしょ?」 と思っている方!その考えは間違いです!
実は水虫の半数以上は、かゆみなどの自覚症状がないのです。
気がつかないうちに感染して進行している場合があります。
近頃は春から夏にかけてもブーツが流行していることもあり、女性の間で「水虫」が急増しています。
女性の間で流行している水虫は「角質増殖型水虫」が多く、(C)の写真が近いです。
かゆみはなく、急にかかとのガサガサが気になり始めた・・・保湿しても変化がない・・・という方は要注意です。
そしてもっと怖いのは、知らずに感染源になっている場合です。
悲しいことに水虫の感染経路で最も多いのは「家庭内感染」だと言われています。
知らないばかりに周りに迷惑をかけるのは避けたいですね。
実は以前、息子が「水虫」になりました。
柔道の畳でもらってきてしまったようです。
もちろん1番の原因は彼の足の洗い方に問題があったのですが・・・この時もまたかゆみはありませんでした。
私の職業柄、足の爪のお手入れを定期的に行っているので早期発見できました。
すぐに皮膚科を受診。 簡単な検査でNG判定が出ました。
塗り薬を処方され、塗り続けること数ヶ月。
再度検査してやーっと治りました!
その間、バスマットはもちろん別!
部屋の中でも靴下を履いて過ごしてもらいました。
おかげ様で他の家族に感染することはありませんでした(笑
この時にもつくづく、フットケアの3つのポイント(3K) が重要だと感じました。
足の洗い方が不十分で清潔を怠ったばかりに「水虫」になってしまったのですが、観察を継続していたことで早期発見になったわけです。
♦11月 第1期開講
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