神奈川県・介護施設へのフットケア導入はお気軽にご相談ください

ウオノメの再発防止!靴ヒモ結んで下さい!

介護予防セラピスト中西です。

今週は珍しく、魚の目のケアを3名様行いました。
普段は歩くことが少なくなった方や、車椅子になってしまった高齢者のフットケアがほとんどなので魚の目のケアはあまりありません。
お一人はグループホームの女性A様。
外反母趾と内反少趾が進み、出っ張った骨(小指下)に大きな魚の目ができて、痛みが出ていました。

外反母趾
※写真はA様ではありません。

しっかり歩いている方なので、魚の目の痛みから歩行状態が悪くなるのは危険です。
芯まで除去して痛みは緩和しました。
どうしても靴にあたってしまうので、魚の目部分にクッションを貼り付け保護しました。
翌日の確認では、歩けるようになってきたそうです。

ここでスタッフにお願い。
例え介護靴でも、かかとに合わせてしっかりとテープで足を固定して履いてもらうようにアドバイス。
痛みが出るからと、テープも緩めに履いていらっしゃいましたがコレはNG!

そして本日も、魚の目ケアのお二人(フットケ外来)
お2人とも身体の歪みだとか、怪我歴があるとか以前に靴の履き方がNG!!!

靴ヒモが全く使われていない!
大きめの幅の靴にヒモもユルユルでは、靴の中で足が動き摩擦が起きます。
魚の目・タコの原因は摩擦・圧迫です。

本日のケアでお2人とも痛みは無くなりましたが、今の環境を正さない限りは再発は免れません。
まずは靴ヒモをしっかりと結んで靴を履いてもらうように、お願いしました。
試しに靴ヒモを結んだ右と、結ばない左で歩いてもらいました。
身体で理解していただけたようです。

靴

靴ヒモは飾りではありません。
足と靴を一体化させるためにあるのです。
日本では脱ぎ履きが多い文化であることから、靴は脱ぎやすく履きやすいものが選ばれがちです。
そしてせっかくある、靴ヒモも使用されていない方を多く見かけます。

しかし、脱ぎ履きしやすい靴が歩きやすい靴ではありません。
靴は歩くためにあるものだと言うことを考えれば、面倒でも是非きちんと靴を履いてください。
それだけで魚の目・タコ・巻き爪のトラブルは減少します。

今日からしっかり靴を履いてください。

養成講座の案内を作成しました!

記事をシェアする

Topics

あなたにオススメの記事

「座る」のクオリティを上げる

数々の介護施設に訪問をしていると、高齢者が座っている時間が長いことに気が付きます。 確かに行動量も少なくなるのですから、自然と座わる・横になっている時間が増えます。 今まで、ほとんどの方が重視をしていない「座る」の姿勢

つづきを読む »

Information

サービス・料金

湘南あしケア訪問サービスのサービス・料金
各種プランの比較はこちらから

会社概要

湘南あしケア訪問サービス 会社概要
詳細はこちら

お問い合わせ

高齢者フットケア導入相談窓口
資料請求はこちら

上部へスクロール