介護予防セラピスト
訪問フットケア中西です。
みず虫を知って予防しよう①
みず虫について、ご説明しました。
続きます・・・
かゆくないから大丈夫
今までみず虫になったことがないから大丈夫
と、根拠の全くないことを言う方に度々、お会いします。
足に異変があるようだけれど、かゆみがないから「みず虫」ではないのでしょうか?
実は・・・かゆみの無い、みず虫もあります!
◆趾間型みず虫
もっとも、よく見られるみず虫です。
足の指の間にできます。
一般的なイメージのみず虫ではないでしょうか?
白くふやけて皮が剥けたり、赤く切れたりします。
かゆみが出ることもあります。
特に小指と4番目の指の間が要注意です。
◆小水疱型みず虫
土踏まずや、足の足の側縁に赤みを伴う小さな水疱が多発します。
水疱は1週間程度で乾燥して、ボロボロと皮が剥けてきますが、他の部位にまた新しい水疱ができて広がっていきます。
かゆみが出ます。
5月から梅雨時の気温や湿度が上がる時季に注意が必要です。
◆爪みず虫
爪の中に白癬菌が入って、爪の先の方から黄色や白く濁った色に変色をしたり、もろくなりボロボロとかけたりします。
厚みが出ることも多いです。
かゆみはありませんが、爪みず虫を治さないと他の部位への感染の恐れがあります。
◆角化型みず虫
足の裏、特にかかとの角質が固くなりゴワゴワになります。
白い粉が吹いたようになったり、ひび割れ他ようになります。
かゆみは無いことが多いです。
乾燥と思い保湿を続けると悪化することになります。
症状が改善されない場合は、みず虫かもしれません。
大きく分けるとみず虫は上の4タイプがあります。
お心あたりのある方は、早めに皮膚科を受診しましょう。