「座る」のクオリティを上げる
コチラの記事の続きになります。

前記事で説明をしたように、「座る」姿勢が悪いことによって様々な影響が出ます。

特に「座る」姿勢が長い高齢者では深刻な問題にも繋がります。

そこで、法則①「坐骨を意識する」を詳しく説明します。

まず坐骨の位置の確認です。

椅子に座り、おしりと座面の間に手を入れて手に触れられる骨が「坐骨」です。

左右に同じ様にあるはずです。

触れた感じが左右で位置や、出っ張り方に差がある場合は骨盤の歪みが考えられます。


この骨を意識することで、安定した姿勢で座ることができます。

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安定した姿勢が保てないと、背中が丸まり猫背になります。
高齢者になると、背中だけでなく腰も曲がってきます。

「坐骨」=「骨盤」

の意識がなく、筋力では姿勢を保てなくなってしまうからです。

坐骨で座れないと、背中が丸まる

背中が丸くなり、腰が曲がってしまうのは見た目が悪いだけでなく、様々なトラブルの原因になります。

表にまとめてみました。

高齢者に多いトラブルです。

高齢者は些細な体調の変化が、その後の生活にも大きく影響をします。

数日、寝込むだけでも認知症が進行、筋力の低下などが出ることもあります。

ですから、高齢者の体調管理は、若い世代にくらべて何倍も大切なのです。

そして姿勢が不安定だと気持ちも、不安定になります。

認知症の方が、「どうしたら良いか分からない」「何がなんだか分からない」と繰り返すのは、根底に「不安」があるのだと思うのです。

その不安はどこから来ているのかは、分からないことも多いです。

でも、不安定さを取り除くことによって、少しでも安定を実感してもらえたら、「不安」が小さくなるかもしれません。

できることから少しずつ、現場が変われば介護が変わるのではないでしょうか?

ご利用者様の座った姿勢の確認でしたら、明日からできますね。

そしてご自身の座り姿勢の見直しもしましょう!