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ロコモティブシンドロームを考える

介護予防セラピスト中西です。

7月9日(火)Sutudio Pivotの企画に参加。

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健康と医学の博物館
東京大学構内にある、「健康と医学の博物館」
ここが企画展「第5回 健康長寿を支える身体の医学 ─ 立つ・歩く ─」を開催しています。
展示期間は2013年3月19日~2013年8月11日

足趾力
重心位置
下肢伸展力測定
立ち上がりテスト
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などなど、計測器を使い現在の自分の運動器の年齢を判定することができます。

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普段は見ることができない、人工股関節の展示もありました。

それでは「ロコモティブシンドローム」って何でしょうか?

簡単に説明すると加齢によって、関節や筋力などの運動機能の低下を言います。
「運動器症候群」とも言われています。

運動機能の低下は、高齢者にとって介護度が増すことに繋がります。
それだけではなく、転倒の確立が高くなるなどの危険性もあり深刻な問題です。

では筋トレすれば運動機能は保持できるのでしょうか?
「ロコモ体操」などで検索をすると、たくさんの種類の体操が出てきます。

これらを継続して行っていれば、運動機能の低下は免れるのでしょうか?
何事もそうですが、体操をしたからといって結果につながるかといえばそれは難しいでしょう。
ご本人または、誘導するスタッフが目的を理解して行っていなければ結果は出ません。
そればかりか身体を痛める危険もあります。

まずは筋トレでも、ウォーキングでも準備が大切!!
筋力をつけるトレーニングをしても安全な身体。
歩いても身体を傷めることのない足元環境。

これらの準備が整ってからのロコモティブ予防!介護予防!です。
通所のリハビリ施設もこの所、増えてきました。
外から中が見えるところでは筋トレのマシンが何台も置いてある所も。

足元や身体の準備は出来ているでしょうか?
今回の展示のタイトルでもある 「健康長寿を支える身体の医学 ─ 立つ・歩く・走る ─」

まずはきちんと立つことができますか?
きちんと座ることができますか?

きちんと立てなければ、きちんと歩くことはできません。
まずはそこから見直してみましょう。

こちらの展示は8月11日迄です。
お一人で行くよりも何人かで行った方が楽しく計測できるかと思います。
ご興味のある方はぜひ。

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