介護予防セラピスト中西です。
若い方に限らず、高齢者でも多いトラブルが巻き爪です。
今日、訪問でケアさせて頂いたほとんどの方に、強弱の差はあれ巻き爪がありました。
若い方の原因に多い、靴やスポーツによるものはほとんどありません。
では・・・高齢者の巻き爪の原因になるのは一体、どんなことなのでしょうか?
1.外反母趾
2.爪中の角質
3.歩行していない
4.姿勢
などが挙げられます。
外反母趾も高齢者に多い、足のトラブルのひとつです。
男性でも外反母趾の方はいらっしゃいます。
そして外反母趾の方は、巻き爪や肥厚爪などの爪トラブルを持っている方も多いのです。
爪中の角質も巻き爪の大きな原因になります。
少しでも爪が食い込んでいると爪中の角質は、外に出にくくなります。
少しづつ長い間に、かなり溜まり爪中がギッシリ角質が固まっている方珍しくありません。
この角質を、スッキリと処理するだけで痛みが取れたり、爪の形が少しづつ整ってくる場合もあるのです。
歩行が少なかったり、車椅子で全く歩行がないことも親指の下からの圧力がなく爪が巻いてきてしまいます。
正しい歩行も巻き爪の予防になると言うことです。
歩行と関係しているのが姿勢です。
正しい歩行をするためには、正しい姿勢でいることが必要です。
猫背で丸まってしまっているのに、きちんと歩くのは不可能ですね。
以上、参考にしてみてください。
巻き爪は、痛みがなくても転倒の原因になりかねません。
施設スタッフやナースで対応ができない場合は、専門家のケアに任せた方が良いでしょう。