高齢者 訪問フットケア
介護予防セラピスト 中西です。
今年のGWお天気に恵まれ、行楽日和が続きました。
お出かけをして、日焼けした方も多いのではないでしょうか?
今年は5月6日は「立夏」
暦の上では既に「夏」
暑いはずです。
季節が夏に入ると、高齢者の足の状況にも変化が出てきました。
1. 水虫症状の悪化
特に指と指の間に、白いふやけや赤くキレが出ている方が増えてきました。
足が蒸れてくる為だと思われます。
よく足を洗い、清潔・乾燥をお願い致します。
また昼、横になる時でも靴下は脱いでお休み下さい。
2.冷え症状の緩和
寒い時季は冷えのため、足の一部に変色が出ている方がいらっしゃり爪先やかかとの、しもやけ症状などの観察を特に行ってきました。
最近では冷えはあるものの、しもやけなどの心配な方は少なくなってきました。
3.爪の成長のスピード
実は爪が爪が伸びるスピードも、季節で微妙に変わります。
春から夏は成長の時季。
爪が伸びるのも早くなってきています。
その為、伸びると痛みがでる巻き爪の方のケアも若干、変わってきます。
介護者の方へお願いです。
入浴や足浴の時、靴下の着脱時など足の観察を毎回、行って下さい。
特に、指と指の間の確認をして見て下さい。
今まで症状が出ていなかった方でも要注意です。
これからの季節、水虫から蜂窩織炎などの大きなトラブルに発展する可能性もあります。