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自立高齢者の爪切り事情 フットケアサービスの重要性

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

ショートステイ・デイサービスでのフットケアサービスも行っております。
自立の方・ほぼ自立の方もいらっしゃいますが、爪切り事情は自立とは言えない方が多くいっらしゃいます。

「足の爪切りさせて頂きます」とお声を掛けると、かなりの確率で歓迎されます。
本日は自立3名の方の爪切りの様子が似ていました。

腰を曲げるのが大変で、足爪を切るのには苦労する。
よく見えないので感覚で切る。

このような状況で足爪を切るので、

深爪の所があるかと思えば、切り残しも目立つ。
爪が割れている所もある。
皮膚を傷つけている所もある。

一見、自立でしっかりとしているように見える方でも、足爪のお手入れは苦労されていることが伺えます。
案外、お手入れや観察が行き届いているな~と思うのは、介護度が高いけれど足爪に変形などのトラブルが無い方です。
私の経験では車椅子の方などで、巻き爪などのトラブルがない方は、きちんと切って頂いている場合が多いです。

やはり自立の方は、足爪でも他人に切ってもらうのには抵抗があるのかもしれません。
私の場合は「専門家」と名乗るばかりでなく、道具も多く一目見て「プロ」と分かるので足を出しやすいのかもしれません。
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自立の高齢者は在宅に限らず、施設でも注意の点があります。
有料老人施設などで、介助なしで入浴する場合は足まで洗うことが行き届かずに、洗い残しが趾間などに見られる場合があります。
外反母趾などの足変形があり、足趾が重なっていたりする場合は、水虫発症の確率が高くなります。
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そんな自立を含めた高齢者の、足の観察と言う点でも在宅の方へのフットケアサービスは有意義だと感じています。
先日も掻きむしりがスネにあり、浸出液まで出ていた方がいらっしゃいました。
ご本人は重大だと考えていらっしゃらずに、ティッシュを当てていましたがすぐに管理者の方に報告。
受診して頂きました。

そのまま放置していたら、蜂窩織炎などの疾患に繋がる可能性もあります。
同様にデイサービスでも、あまりの爪変形に受診して頂いた方もいらっしゃいました。

在宅の方がフットケアサービスを受けられるまだまだ環境は少ないですが、今後は形を整えてサービスを受けやすい環境つくりをしていくことが必要だと感じています。

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