介護予防セラピスト中西です。
インフルエンザが流行のこの季節、予防対策の代表選手は「うがい・手洗い」です。
私も高齢者施設に出入りする身ですので、この時期は特に念入りに行っています。
高齢者施設に入居いしてる方も、うがい・手洗いは頻繁にしていることでしょう。
うがい・手洗いをきちんと行っていますか?
と、言われたら「きちんと洗っています」と答えるでしょう。
ですが、タオルできちんと手に残った水分を拭き取っていますか?
そして一日に何度かハンドクリームで保湿をしていますか?
この頃、手の爪のリクエストを頂き手を見ると驚く程手荒れの方が多いのです。
ささくれ・ひび割れ・ガサガサ・・・
指先がひび割れてしまうと、痛いですよね。
それはそれは気の毒なくらい、荒れています。
たっぷり爪用のオイルを垂らし、ハンドクリームでハンドマッサージを行うとみるみる血行が良くなりきれいになります。
「こんなにキレイになるんですよ~」としっかり見てもらいます。
「もう歳だから。」と言う方が多いですが、年齢のせいばかりではありません!
ちょっとお手入れすると、見違えます。
そして足の保湿もまた重要!
爪周りの皮膚が固くなると、爪が食い込んだ時に痛みが出やすくなります。
また爪自体も乾燥が激しくなると、割れやすくなるのです。
爪・爪周りの保湿は爪のトラブル予防なのです。
そして足の保湿ですが、今年は寒いせいでしょうか「しもやけ」でお悩みの方もチラチラ出ています。
しもやけは血行不良が原因です。
たかがしもやけ・・・と放っておくには危険です。
そこから褥瘡に繋がることもあります。
しっかり保湿をして、その際に念入りにクリームを塗ればマッサージになります。
しもやけにならなくても、冬になるとかかとのガサガサがひび割れてしまう方もいらっしゃいます。
しっかり保湿をして、フウフワのかかとに戻しましょう。
基本の爪切り講座のご案内
ニッパーの使い方を、持ち方から丁寧に教えます。
介護スタッフや看護師。
足爪を切る必要がある方、全てが対象です。
実は扱いにくそうなニッパーですが、覚えてしまえば爪切りよりも安全で使いやすいのです。