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正しい靴の選び方・履き方

訪問フットケア
介護予防セラピスト中西です。

健康のために歩くのはとても良いことです。
いつまでも元気でいるためには、急に激しい運動をするよりも定期的に歩いた方が身体にも良いです。
しかし例え歩行でも、きちんと準備をしなくては逆に身体に負担をかける事になり、トラブルの原因になりかねません。
歩くために必ず必要な「靴」正しく選べているでしょうか?

♦靴の選び方の基本

①靴のサイズは合っていますか?

靴は小さくても大きくても歩きずらいです。
サイズの合っていない靴はタコやウオノメ、靴擦れなどのトラブルの原因になります。

つま先に1センチ程度のゆとりがあるのが正しいサイズです。
長さだけでなく、甲の高さや幅も重要です。
足計測
巻き爪だから・・・外反母趾だから・・・と大きめの靴を選ぶ方が多いですがこれはNG!!
靴の中で足が動いてしまうと、前滑りしないように足に余計な力が入ります。
つま先に必要以上の力が入ると、爪は食い込み痛みが出る場合もあります。

②甲を紐やテープで固定できる形。

せっかく足にあったスニーカーを選んでも紐がゆるゆるで、そのまま脱ぎ履きをしている人を見かけます。
これでは良い靴を選んでいても効果半減です。
しっかりと紐を結んで、靴と足を固定してみて下さい。
靴と足が一体になると足が軽くなり、歩きやすくなります。
今までの靴が丸で変わってしまうこともあるので試してみて下さい。

③かかとがしっかりと安定している。

靴の命はどこだと思いますか?
実は「かかと」なんです。
かかとがしっかりと安定していないと、歩行も安定しません。
ハイヒールやサンダルで長距離を歩くのは無理ですよね・・・
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その原因のひとつに「かかと」が不安定なことがあるのです。
かかとが固く安定しているものを選びましょう。
スポンジでふにゃふにゃはNG!!です。

④試着は両足で!

靴を買うときは両足ともはかせてもらいましょう。
そして、できる限り店内を歩きましょう。
立った時と、座っている時では足の形や大きさが変わります。
両足で大きさが違う人もいます。
もちろん紐が付いている靴では、しっかりと結んで固定して下さい。
また朝よりも夕方の方が足は若干、大きめです。
午前中に購入した靴は夕方はきつめにあんることもありますので注意して下さい。

⑤正しく靴を履きましょう。

靴べらを使いかかとを痛めないようにしましょう。
座って靴下のゆるみまで確認します。
そして靴の足をかかとで合わせます。
つま先でトントンはNG!!
かかとを軽くトントンです。
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まだまだ細かい点はたくさんありますが、重要なポイントをまとめました。
そして、できてしまったトラブルは早めにケアするようにして下さい。
痛みを我慢して歩き続けると、次のトラブルに発展することもあります。

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