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高齢女性の外反母趾にみる、日本の時代背景

介護予防セラピスト中西です。

月間130名以上のフットケアを高齢者施設にて行っていますが、80代~90代の女性がほとんどです。
そして強弱の差はあれど、かなりの人数の方に外反母趾が見られます。

お話を聞かせて頂くと、日本の大きな時代背景がありました。

それは戦争。
日本は負けて、アメリカ文化がどっと入ってきました。

洋服や靴もそうです。
それまで着物に草履だった一般の人の生活が、洋服に靴に変わっていったのです。

高度成長期になると、女性もスーツを着てハイヒールで走り回ったそうです。
どのくらいの高さのヒールを履いていたのかを伺うと、7センチは当たり前だったとか・・・

記憶が定かでは無いとしても、かかとの高い靴を常に履いて歩いていたことは間違いなさそうです。
背が低く、おしゃれな女性が外反母趾が強く出ているのを見ると、きっと靴のせいだろうな~と想像しながらケアをしています。

時々、その辺りのことを聞いてみると、やっぱり背が低いことが気になって高いヒールを履いていた方が多いです。
そして「気がついたら足が変形していた」とおっしゃいます。
「失敗した~」とも。

今の日本も靴文化はかなり遅れています。
足に合った靴を履いている方は、少ないでしょう。

ですが50年から60年前は、アメリカの靴がそのまま日本に入ってきたのだとすると、日本人の足に合うわけがありません。
生活様式から、骨格まで違う外国人に合わせて作った靴が、日本人の足に合うわけがありません。

日本人はどうしても、前かがみになり背中が丸まりがちな姿勢です。
それを下駄や草履の鼻緒で、バランスをとって歩いていたのではないでしょうか?

きっと上手くメカノレセプターを使える履物が、草履や下駄だったのだと思います。
それが体型や姿勢は変わらず、履物が変わってしまったのです。
しかも、かかとだけが高い靴なんて身体がついていける訳がないのです。

それでも何とか頑張り続けた足は、気がついたら変形して外反母趾になってしまったのですね。
そんな訳で、高齢者女性に外反母趾が多いのでしょう。

しかし・・・まだまだ遅れている日本の靴・足への意識。
ハイヒールは素敵ですが、歩くための履物とは言えません。
必要で履く場合は、時間と足のメンテナンスをお忘れなく。

気がついたら足が変形していた・・・
なんてことがないようにお気を付けください。

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