湘南あしケア訪問サービス 中西です。
この記事は2012年11月の投稿のリライトです。
某グループホームで足浴の効果に感どうしたという内容です。
医師からの足浴の指示
昨日はグループホームでの訪問ケアでした。
Oさんは95歳女性。
春くらいから歩行が不安定になり、車椅子を使用していました。
夏に水虫が悪化し、かかとの皮がボロボロになってしまいました。
主治医の指示は 「毎日、足浴!」
1ヶ月が過ぎた頃には、かかとも落ち着き足の様子は変わってきました。
それでも主治医の 「毎日、足浴!」は変わりなしです。
昨日の訪問で足の確認をさせてもらいましたが、見違えるようにピカピカ!
かかとなんて、お手入れしてない若者よりもキレイなくらいです。
爪の色も良くなり、乾燥していた肌もツヤツヤ。
スタッフにも、変化の感動を伝えました!
何と!足の変化は肌だけではありませんでした。
最近では車椅子も使用していないのだそうです。
私が見ていたら、介助もなしでおトイレに行かれていました。
歩行が安定してきたのも、足浴の効果ではないかと言っていました。
足浴で清潔になり、お肌がキレイになったこともありますが、血行が良くなったことも大きな理由ではないかと思います。
Oさん、とっても冷えが強く指先まで青く色が変わるくらいでした。
今でも冷えは強いですが、毎日の足浴で多少は血行が良くなっているのだと思います。
温めることで血行が良くなり、脚に機能も改善してきたのではないでしょうか?
毎日、根気よく続けた足浴は思いがけない結果もついてきたのでした。
そしてOさんの足浴はまだ継続しています。
スキンシップが大好きなOさん。
足(脚)だけでなく、気持ちにも大きな影響がある毎日の足浴なのだと思います。
足浴の効果
②清潔の保持
③冷え・浮腫の改善
④血行不良の改善
⑤歩行の安定
⑥気持ちの安定
水虫改善目的に医師の指示で始まった足浴
スタッフは忙しい中、時間のやりくりをして頑張っていました。
ですが、目的である水虫には注目していましたが、おまけの効果には私が伝えるまで気づいていませんでした。
もちろん!
この素晴らしい結果をスタッフにお伝えしました。
その時のとても嬉しそうな表情を思い出されます。
2020年2月23日 リライト