介護予防セラピスト中西です。
先日、グループホームにて訪問フットケアでした。
初めてケアに入る方にご挨拶をして、足のお手入れ・爪切りをすることをお伝えしました。
ちょうど爪が伸びていて気になっていたの。
と、喜んでケアを受けて下さいました。
「ところであなたは看護婦さんなの?」
私:看護師ではありません。
「じゃー何をする人なの?」
私:爪切りです。
「お仕事は何?」
私:爪切りですかねー
こちらの施設はほとんどの方が、爪切りで時間が終わってしまうのでそうお応えしました。
「爪切りが仕事になるのー!?」
と、それはそれは驚いていました。
このリアクション、実はかなり多いです。
面白いのは、「あなた爪切り上手いわね~」とつくづく感心していらっしゃる時に
私:あの・・・プロなんで。
とお応えすると、また驚かれます!
けっこうオモシロイです。
でもプロの爪切りは、気持ちが良いものです。
仕上がった足を見て、「気持ちが良い」と言って下さること多いのですが、切っている時にも「気持ちが良い」と言って下さいます。
それはニッパーが切れるからかもしれません。
それとも、他の方と違い痛みがないからかもしれません。
仕上がりがとてもキレイなこともあると思います。
そしてやっぱり、私の足への想いもあるでしょう。
私はスポットケアはほとんどありません。
ケアのご依頼を頂くと、長いお付き合いが始まります。
その方の足への責任感も出てきます。
ですからプロの仕事は違うのだと思っています。
どんな変形爪でも炎症や傷がない限りは、最善のケアの方法を考え対処する努力を怠りません。
それが爪切りのプロなのです。