訪問フットケア 介護予防セラピスト中西です。
毎月、定期ケアにでショートステイをご利用の方へフットケアサービスを提供しています。
ショートステイをご利用の方は、次回のケアがいつになるか不明な所が難しい所でもあります。
ご入居している方でしたら、足の状態を施設管理者や看護師に報告をして観察をお願いできます。
次回のケアにも必ず入れて欲しいと伝えれば、たいていの場合は入れて下さります。
その辺りの融通が難しいのですが、在宅高齢者の方で足の観察が行き届いていない方が多くいらっしゃるのが現実。
今日も長く伸びすぎている爪。
ご自分で何とか切って、ガタガタの切り残しがある爪。
また湿疹があり、受診をした方が良い状態で気がつかれていない足。
気になる所や家族に報告をしてもらいたい内容は報告書に記入をして、施設担当者に報告をします。
施設担当者からご家族へ報告をしてもらいます。
在宅の方では、ご入居してる方よりも足の爪切りでは大変なご苦労をされていることが分かります。
または切ることができずに、長くなったまま放置されている例もあります。
足の爪切りができない理由としては、
1.腰が曲がらず痛い
2.足爪が見えずに切れない
などが多くあります。
手の爪切りをリクエストされるのも、在宅の方の方が多いです。
今日も「足爪を切りにきました」とご挨拶すると、とても喜んで頂けました。
その年齢にならないとわかりませんが、私たちの年齢が思うよりもずっと、足の爪切りは大変な作業なのでしょう。
そして無理をして爪切りを行い、ケガや爪のトラブルが起こってしまうよりもプロに任せた方が安全・安心でしょう。
在宅高齢者の足の健康を守るために、もっと使いやすいフットケアのシステムを作るべきだな~と思う今日この頃です。