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フットケアの施術を拒否される時は?

訪問介護フットケア
介護予防セラピスト中西です。

主に高齢者施設に訪問で、フットケアサービスを提供しています。
店舗やクリニックと違い、ご本人が施術を希望されてお待ちの方もいらっしゃれば、スタッフやナースでは手が出ないような変形の爪のためにご利用頂く場合もあります。
この場合は、ご本人に施術をしてもらいたお気持ちがあるとは限りません。

ほとんどの方は快く施術を受ける為に足を見せてくださいます。
しかし私だけでも130名以上の方を施術していると、稀にフットケアを拒否される方もいらっしゃいます。

そんな時、どうしたら良いか・・・

まず準備として胸には大きめに書いた、名札を忘れずに付けます。
そして初対面の方には自己紹介。
再ケアの方でも、名前を名乗ってご挨拶は必ず行います。
認知症の方や、お忘れになっていて初めて会った、と言われた時は改めて自己紹介です。
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それから何をするのかを説明します。
そしてお時間を頂けるかを確認。

お忙しいと言われてしまったら時間を改めます。
今はその気分ではない、お気持ちを尊重します。
だいたいの方は、時間を改めて出直すとケアにお気持ちが向く事が多いです。

日によって、時間によって気持ちが違うのは当たり前です。
集団生活をしているご入居者様でも、できる限りお気持ちに沿いたいものです。

また時間を改めても、頑な時は看護師さんからお声かけをしてもらうのも方法です。
施設入居者様が、体調の面で頼りにしているのは看護師さんです。
その看護師さんから必要なケアだから受けて下さいと、お言葉を添えてもらうとスムーズな場合も多々あります。
スタッフでも同様です。
いつも身近にいて、信頼し頼りにしている人からの言葉に意味があるのですね。
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どうしても拒否の時は、スタッフや看護師と相談して対応を考えています。
もしかすると拒否の理由が見えてくることもあります。
これも連携です。
セラピスト一人でのケアでは結果は出ません。

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