㈱エスクリエーション
訪問フットケアサービス 中西です。
訪問フットケアサービスを提供しております。
足の爪切りは当然、行っていますが時間の範囲でフットトリートメンも行っています。
そして、ご本人様からのリクエストが意外とご要望が多いのが、手の爪切りです。
※ご自分の爪でなく、お相手の爪を切る時は刃がストレートなものを選ぶ方が事故が少ないです。
足の爪はあまり関心がない方でも、手の爪は見えるので、長く伸びているのは気になるそうです。
爪が長く伸びていると、乾燥などで痒みが出て引っ掻いた時に傷になりやすい危険もあります。
ご本人様からも「短く切ってね」との、ご希望が多いです。
しっかりしている方でも、目が見えにくくなったこと。
握力が無くなってきたことから、手の爪を切るのもご苦労されるそうです。
足の爪と違い、手の爪は伸びるのが早いので、短か目整えてもトラブルに繋がることが少ないです。
できる限り、ご本人様のリクエストにお応えした長さで仕上げています。
手の爪切りのコツは、しっかり指と爪切りを固定させ、少しずつ切っていきます。
本当に少しずつです。
よく切れる爪切りで、安心して手を任せてもらうと爪切りの音でウトウトされる方も多いです。
「気持ち良いわ～」との感想も。
爪を切り終わったら、丁寧にやすりをかけて仕上げます。
もちろん。
爪切りにオマケで付いている、ギザギザではありません。
専用のやすりです。
さらにハンドクリームなどで保湿して、爪周りのマッサージをして仕上げる時間があれば完璧です。
爪周りの乾燥や、ささくれがある方の指先も見違えます！
爪切りが終わると、ご自分の手を見て 「さっぱりしたわ～」と笑顔。
介護施設に訪問すると、マニキュアをされている方をお見かけします。
スタッフが気分転換にと、きれいに色を塗って下さっているようです。
でもその前に、丁寧に爪切りをしてヤスリで整えればさらに仕上がりが美しいはずです。
手の爪切りは、足よりも頻繁なのでスタッフが行うことも多いでしょう。
その当たり前のケアが、ご入居者様の癒しに繋がれば一石二鳥です！
難しいことではないのです。
まずは爪切りと、爪を切る指が安定していること。
これだけで、安心して手を任せて頂けます。
手元が不安定だと、事故に繋がりやすいだけではなく爪切り自体がお互い苦痛になります。
何気ない日常のケアが、お互い気持ちの良いのになれば信頼関係も生まれやすいです。
