平成最後の日、4月30日はスタッフ勉強会を開催しました。
普段は訪問先をの施設を、担当者別に任せているので、それぞれのスタッフが集まることが中々できません。
この日の内容は
①「角質ケア」のウオノメドリルの練習
②リフレクソロジーの練習
2つに絞りました。
今回は、それぞれの得意な技術を教え合うということをしてみました。
他人に教えるとは、自分のスキルを「言語化」するということです。
曖昧な言葉では伝わりません。
頭で理解をし、既におこなっている施術を「言語化」することで、より深く自分の中に落ちます。
結果、ウオノメドリルの先生(スタッフ)も、リフレクソロジーの先生(スタッフ)も素晴らしく分かりやすかったです。
先生・モデルの2者がそれぞれアウトプットすることによって、教えてもらっている生徒(スタッフ)の技術が変わっていきます。
例えば、リフレクソロジーでは
手の密着感が変わって安定した
スピード感がちょうど良い
これが本人の自信、スキルアップ、品質向上につながります。
なぜ、高齢者フットケアをやってるの?
さらに、ランチの時間もアウトプットしてもらいました。
それぞれに「なぜ、この仕事をしているのか?」も、話してもらいました。
3人に自分の中にある、気持ちを出してもらいました。
みんな熱い想いがあり、将来のビジョンも夢もある
そのことを聴くことができ、とても有意義でした。
湘南あしケア訪問サービスのスタッフは、私を含めて現在7名。
2足のワラジで働いてくれている人もいます。
上のイラストのように、環境もスキルもバラエティに富んでいます。
これが、湘南あしケア訪問サービスの「強み」なんです。
一緒に仕事に入ると、それぞれの知識とスキル、本人の資質によって提供するサービスが微妙に違ってきます。
看護師目線での施術では、取り入れるべき点が多々あります。
介護職も同様、プロだなあと感心するところが多々。
しかし美容を経験したスタッフのキレイな仕上がりもまた素晴らしく、会社員のスタッフの施設スタッフとのコミュニケーションスキルも素晴らしい!
それぞれに素晴らしい資質があり、その融合が「湘南あしケア訪問サービス」なのです。
そう気がついたら、ワクワクしかありません。
バラエティチームのリーダーの役割は?
では、リーダーである私の役目はなんだ?と、考えました。
スタッフそれぞれの持っている「素晴らしい能力」に本人が気がつく機会を設けること
まず、これではないかと思いました。
その能力、使わずに閉まっておいたらもったいないよ!
ぜひ、仕事で活かして!
を伝えることです。
会社員や、子育て中で身体に触れる仕事に就いた経験がない方は、どうしても持っているものに気がつかずに悲観しがちです。
実際、過去の私も会社員経験しかなかったので、施術者としてやっていかれるのだろうか?と、不安に思うこともありました。
ご親切に「あなたには無理」とハッキリ言ってくれた人もいました(笑)
でも、そんな過去の経験が全部あって、今の私があるのです。
もちろん、会社員の時に学んだスキルは今でも大変、役にたっています。
だから、どんな環境でも立場でも、湘南あしケア訪問サービスのスタッフには自信をもってキラキラしてもらいたい。
お互いのスキルや経験、知識を共有してもらい自信につなげてもらえたらと何より!
その機会をつくること、フォローが「令和」スタートのリーダーとしての役割だと思えた「平成」最後のスタッフ勉強会でした。
おかげ様で10周年
私、中西が一人で始めた「高齢者訪問フットケア」
ちょうど5月で10周年となりました。
思うようにいかないこともたくさんありました。
でも、様々な立場のスタッフに囲まれて「今」の幸せを感じています。
今後も、足のケアだけにはとどまらずに、高齢者の笑顔と安心に貢献をしてまいります。
令和も引き続き、「湘南あしケア訪問サービス」をよろしくお願い致します。