介護予防セラピスト中西です。
お正月明けに仕事のパートナーが電話で、不調を訴えてきました。
吐き気
胸のムカつき
横になると特に気分が悪くなる
おそらく逆流性食道炎では・・・?と思っていました。
年末からの様子を考えると、忙しさからのストレスに加え、足場の良くない場所での仕事が多かったため身体に今までにない負担があったのだろうと推測をしました。
昨日、身体の状態を確認するとやはり背中の張りが強く出ていました。
肩の動きも悪く、なっています。
この状態が強く、食堂から胃にかけて圧迫されるために不快感として現れるのです。
みぞおちも固く、脇腹にも弾力がありません。
肩関節から緩めていきましたが、張りが強く痛みがあるので本人は心落ち着けません。
やっぱりココは足元から緩めた方が早いか!?
と考え、まず得意の足首ストレッチ。
その後、ふくらはぎのストレッチに入り、太もも裏側の張りを緩めた頃にはみぞおちの緊張も柔いできました。
脇腹の弾力も出てきました。
翌日、吐き気などの不快感は治まっていました。
一見、全く関係がないと思われる胃の不快感と、足の関係。
実は大きく影響があります。
ニュートラルな姿勢を保つためには、土台である下半身の安定と柔軟さが重要です。
下が安定していると、上の自由度は増します。
真央ちゃんが氷上で大きく見えるのは、下の安定があるからこそです。
下が柔軟性を取り戻し、安定したことで上半身に力を入れる必要がなくなり、ニュートラルな姿勢を取り戻すことができると背中の張りが緩まり、みぞおち付近の圧迫もなくなります。
スペースを確保できた、胃は胃酸を強めることなく本来の仕事ができます。
そして不快感は、解消していくと言う訳です。
急性の胃のトラブルは、ストレスからだとよく言われます。
ストレスや頭の緊張が、身体を凝り固めてしまうことで胃にも影響が出てくるのです。
胃に限らず多くの不調の原因を紐解いていくと、心当たりが出てくるのではないでしょうか?
そんな身体や頭の緊張を、足から緩めていくのが「足・足関節ストレッチ」
②では第2の心臓のふくらはぎへのアプローチです。
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