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外反母趾とハイヒール

介護予防セラピスト中西です。

昨日の記事にて、ハイヒールと足の形の関係を説明しました。
外反母趾と足のカタチ

それでは足の形以外に、ハイヒールが外反母趾になりうる原因はあるのでしょうか?

     

こんな高いかかとの靴を履いていると、常につま先だけで立っているのと同じ状態です。
そしてこの状態で歩くのです。
身体に負担がかかるのは、簡単に想像できます。

その上に日本人の若い女性は内股姿勢ばかり・・・

女子中高生の浮腫に潜む危険!

さらに身体の不安定さは増します。
内股姿勢で、ハイヒールを履き続けると股関節の不安定さを解消するために体は太ももを太くします。
若い女性で、太ももが横に張り出している方は要注意です。

股関節から膝までが内股(内に入ってしまっている状態=内旋)ですが、安定を求め体は膝からしたは外に向きます。
上の電車の中の女性は正にそうですね!

しかし!足首からまた内に入ってしまっています。
ですが進行方向につま先がないとまっすぐに進むことができません。
親指だけ何とか進行方向を向くと、結果が外反母趾です。

捻れに捻れた結果、身体は親指だけでも前を向こう!
そうしないと、さらに身体に負担が掛かるから。
身体は何とか今ある状態でも、動こうと努力をします。

結局は、ひとつの身体の歪みが連鎖した結果の足の変形なのです。
外反母趾の方は、浮腫も冷えを強いです。

それは当たり前ですね。
捻れたホースは水の流れたスムーズではありません。
身体も血液の流れも同じことです。
ひとつのトラブルが次のトラブルにつながってしまいます。

日本人がハイヒールを履くと 

膝が曲がり、猫背。
膝下しが動かさずに、チョコチョコと歩いている方が多くないでしょうか?

ハイヒールを格好よく、さらにトラブルなく履くためには日頃から身体の状態を整えるのと同時に、履いた後の足や身体のメンテナンスが必要なのです。

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