介護予防セラピスト中西です。
今日の午後は整形外科でのフットケア外来でした。
巻き爪ですが痛みはないので、定期的に爪切りでご予約されるKさん。
少しづつですが毎回、巻きの具合も改善してきています。
もう伸びても痛みが出ることはないそうです。
長いこと掌蹠膿疱症で皮膚の痛みもあるので、B/Sスパンゲも回数を少なく装着して巻き爪の改善を試みていました。
幸い皮膚の状態も落ち着き、巻き爪の具合も良く春に向けて身も心も軽やかになりました。
以前は固まっていた足首も、今日はずいぶん動くようになっていました。
お風呂で爪を見る時、爪が伸びてきて気になってきた時、私の顔が思い浮かびストレッチをするそうです(笑)
そんなKさんの他の足爪は、第2.3趾が若干、湾曲していますが小指の爪もしっかりと存在感があります。
ペディキュアを塗っても映えそうです。
そうお話をすると、「小指の爪ってない人いますが、切らなくていいから羨ましいな~」
と、私としては腰を抜かすくらい衝撃の言葉でしたー
確かに小指の爪は、米粒ほど小さくなってしまったり、厚くなって変色してしまったりと変形している方が多い指です。
では・・・どうして小指の爪が変形したり無くなってしまうのでしょうか?
人間の身体はとてもよくできています。
不要なものなど、ひとつも無いと言えます。
例え小さな小指の爪もしっかりと、役割があるのです。
正しい歩行では、かかとから着地し、小指に体重が移動して親指に抜けていきます。
小指の爪が無ければ、小指に体重が移動できません。
タコやウオノメのような足にトラブルが出る可能性もあります。
逆に言えば、正しく歩いていないので小指に体重がかからず、小指の爪が退化して消えてしまったとも考えられます。
小指の爪がない人や、変形している人。
小指の形はどうなっていますか?
まっすぐ前に伸びていますか?
丸まっていませんか?
小指の爪が無い人や、変形しいてる人は歩行が上手にできていない可能性があります。
例え小さな身体の一部分の小指の爪も、ちゃんと役割があって存在しているのです。
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